群馬囲碁情報 (2001年)

                                



★★★ 支部対抗戦 ★★★

群馬県大会

  ●日時:平成13年9月16日(日)
  ●場所:前橋市中央公民館
  ●参加者:15チーム、45名

 第十二回日本棋院全国支部対抗戦県大会(日本棋院県支部連合会、上毛新聞社主催)が十六日、
前橋市大手町二丁目の中央公民館で開かれた。熱戦の末、桐生が優勝。来月二十一、二十二の両日、
東京都千代田区の日本棋院で開かれる全国大会への出場権を得た。

 同大会には、県内に二十三ある支部や棋友会、碁友会から、十五チーム四十五人の囲碁愛好家が出場。
三人一組の団体戦で、トーナメント方式によって争われた。

 出場者は真剣な表情で碁盤を見つめ、日ごろ鍛えた腕前を存分に発揮して熱戦を繰り広げた。

 優勝した桐生のメンバー、石井成幸さん(62)は「久々の全国大会で楽しみ。勝ち負けよりも
楽しんできたい」と優勝の喜びを話した。

 成績は次の通り。

▽優勝 桐生(石井成幸、周東厚、藤井光男)
▽準優勝 高崎(藤崎顕、木村真一郎、東瀬朝紀)
▽三位 前橋B(大久保潔、稲井進、田所穂積)
▽四位 太田(小暮智、上武和夫、藍原幹雄)

** 「上毛新聞」より抜粋




★★★ 少年少女囲碁全国大会 ★★★

日時:平成13年8月7日〜8日
●場所:日本棋院会館

主催:財団法人 日本棋院
後援:文化庁、日本放送協会
協賛:大成建設株式会社

◆小学生の部:
   群馬県からは 県予選を突破した青山英樹さん(高崎東小6年)と吹田泰生さん(大泉北小5年)が参加。
 青山さんは一回戦を勝ち抜いたが二回戦で敗退、吹田さんは一回戦で敗れた。


 全国大会の成績
 ☆1位:内田修平(山梨・北新小6年)
 ☆2位:兆 乾 (兵庫・小松小4年)

◆中学生の部:
   群馬県からは県予選を突破した山口要さん(大間々東中1年)と吹田章生さん(大泉北中1年)が参加。
   山口さん、吹田さんとも残念ながら一回戦で敗退した。
 
 全国大会の成績
 ☆1位:山本拓徳(広島・坂中2年)
 ☆2位:志茂 到(広島・安佐中2年)

** 「週間碁」より抜粋



★★★ 第24回 世界アマ日本代表決定戦 ★★★

群馬県大会

  ●日時:平成13年7月15日(日)
  ●場所:前橋中央公民館
  ●参加者:56名

    世界アマ囲碁県大会 奈良さんが連覇」

 第二十四回世界アマ囲碁選手権日本代表決定戦の県大会(日本棋院県
支部連合会、上毛新聞社主催)が十五日、前橋市大手町の前橋中央公民
館で開かれ、桐生市本町、家事手伝い、奈良昌利さん(49)が二年連続、
二回目の優勝を飾った。奈良さんは九月十五日から東京都千代田区の日本
棋院会館で行われる全国大会に出場する。

 大会は県内のアマチュア棋士五十六人が参加。トーナメントの予選ブロック
を勝ち抜いた八人が県代表を競い合った。

 決勝戦は昨年と同じ、奈良さんと、藪塚本町藪塚、理容業、石井成幸さん
(62)の対決。石井さんは四年ぶり五回目の優勝に挑んだが、奈良さんが
王座を守り抜いた。

 奈良さんと石井さんを除く上位入賞者は次の通り。

 ▽三位 藤崎顕(高崎)、辻井一郎(同)

−−− 「上毛新聞」より−−−



★★★ 第47回 アマ本因坊全国大会 ★★★


全国大会

  ●日時:平成13年8月24日(金)〜26日(日)
  ●場所:日本棋院会館

県代表奈良さん、本戦トーナメント二回戦で敗退

 県代表の桐生市、奈良昌利選手(49)は、予選リーグを突破し本戦トーナメントに進出。
本戦トーナメント一回戦で神奈川県代表の金沢盛栄選手に勝ったものの、二回戦で優勝者と
なった福岡県代表の小森祥嗣選手に敗れた。

 決勝戦は福岡県代表の小森祥嗣さんが東京代表の平岡聡さんに勝ち初優勝を収めた。
三位は渡辺高志さん(福島)、四位は長谷泉さん(茨城)。


群馬県大会

   「アマ本因坊戦、奈良昌利さん優勝」

 ●日時:平成13年6月17日(日)、24日(日)
 ●場所:県生涯学習センター
 ●参加者:67名

1日目(6月17日)
 アマチュア囲碁の最高峰を決める「安田火災杯第47回全日本アマチュ
ア本因坊決定戦」の予選を兼ねた「アマチュア本因坊県大会」(毎日新聞
前橋支局主催、日本棋院県支部連合会後援、安田火災海上保険協賛)が17
日、前橋市文京町2の県生涯学習センターで行われ、県内の愛好者67人
が8ブロックに分かれて熱戦を繰り広げた。

 昨年の県大会準優勝の石井成幸さん(藪塚本町)、準決勝進出の奈良昌利
さん(桐生市)、一昨年の県大会で優勝した小暮智さん(太田市)ら8人が
各ブロックを制し、24日の決勝トーナメントに進出した。
2日目(6月24日)
 県の横綱と並び評される2人の対戦となった決勝は、奈良昌利さん(49)
=桐生市本町5=が石井成幸さん(62)=藪塚本町藪塚=を降し、初優勝
を果たした。奈良さんは8月24日から3日間、日本棋院(東京都千代田区
五番町)で行われる全国大会に県代表として出場する。

 昨年涙をのんだ準決勝では、金谷渡さん(50)=吉井町吉井=と対戦。
盤中央を奪い合う寄せ勝負でピンチに見舞われたが、巧みに切り抜け中押し
勝ちを収めた。

 決勝は、昨年の準決勝で敗れた石井さんとの雪辱戦。互いに相手の出方を
探り合い、20手までに30分以上費やす緊張感の漂う展開に。中盤の局地
戦でも度々腕組みして熟考する場面が見られた。互いに一歩も譲らず終盤ま
でもつれ込んだが、対局は時間切れであっけない結末、両者とも持ち時間
70分ぎりぎりまで使い切る熱戦だったが、わずか10秒早く石井さんの時計
が終わりを告げた。

 奈良さんは「今回の戦いは運がすべてだった。自分なりに思い通りに打て
た。全国大会では若い人が活躍するので負けないよう頑張りたい」と意気込
みを語った。

成績

準々決勝
○石井成幸(薮塚本)  ●木村真一郎(高崎)
○小暮 智(太田)   ●田代伸郎(邑楽)
○奈良昌利(桐生)   ●平石 成(前橋)
○金谷 渡(吉井)   ●水田誠治(藤岡)

準決勝
○石井  ●小暮
○奈良  ●金谷

3位決定戦
○小暮  ●金谷

決勝
○奈良  ●石井

** 「毎日新聞」より抜粋



 ★★★ 第41回 朝日アマ囲碁十傑戦 ★★★

全国大会

  ●日時:平成13年7月21日(土)〜23日(月)
  ●場所:日本棋院会館

県代表石井さん一回戦で敗退

 県代表の藪塚本町、自営業石井成幸選手(62)は、一回戦で三重県代表の高校教員
闇雲博明選手(40)と対局。白番で中押しで敗れた。
 過去に優勝経験もある石井選手は、2年ぶり14回目の出場。落ちついた対局で。序盤、
中盤を優勢に進めた。しかし、終盤、時間が足りなくなり、最後の一手をミス。相手の逆転
を許した。

 決勝戦は特別招待同士の対戦となり、中園清三選手(50)が西村修選手(64)に白番
中押し勝ちし、8年ぶり6回目の優勝を果たした。
 中園選手は「去年は決勝戦で敗れたので、大変うれしい」と語った。


群馬県大会

   「十傑戦、石井成幸さん優勝」

  ●日時:平成13年5月20日(日)、27日(日)
  ●場所:県生涯学習センター
  ●参加者:64名

  1日目(5月20日) 
 第41回朝日アマ囲碁十傑戦県大会(朝日新聞社主催、日本棋院県支部
連合会後援)の1〜4回戦が20日、前橋市文京町2丁目の県生涯学習セ
ンターであった。64人が熱戦を繰り広げ、8強が出そろった。大会は2
7日に再開され県十傑が決まる。優勝者は全国大会に出場する。

 出場者の3分の2が五段以上の実力で、レベルの高い激戦となった。前
かがみになったり、腕組みをしたりして考え込む姿もあり、会場は熱気に
包まれた。参加した昨年の十傑8人のうち、勝ち残りは2人だった。

 ただ1人の女性参加者、前橋市上泉町の公務員野村京子さん(59)は
「男性は碁も腕力が強い」と敗戦の弁。終盤に弱い石を攻められたのが敗
因という。
 8強は、奈良昌利、今西知宏、藤崎 顕、近藤憲一、吉野延美、石井成
幸、野山弘志、羽鳥幸弘の各氏。昨年優勝の奈良さん、優勝12回の石井
さんら実力者が残った。4回戦の敗者は9、10位戦に回る。

   2日目(5月27日)
藪塚本町藪塚の石井成幸さん(62)が、桐生市本町5丁目の奈良昌利さ
ん(49)を破り、通算13回目の優勝を決めた。石井さんは7月21〜
23日東京都千代田区の日本棋院会館で開かれる全国大会に出場する。
 
 過去に全国優勝の経験もある石井さんは「全国優勝は30年以上前のこ
と。とにかく1日で終わらないようしたい」と抱負を語った。

 この日は、20日の1〜4回戦を勝ち抜いた8人と4回戦の敗者が参
加し、県十傑も決まった。県十傑と主な成績は次の通り。(敬称略)


第41回朝日アマ囲碁十傑
@石井成幸(藪塚本町) 
A奈良昌利(桐生)
B藤崎 顕(高崎)
C羽鳥幸弘(高崎)
D今西知宏(前橋)
E野山弘志(前橋)
F近藤憲一(藤岡)
G吉野延美(高崎)
H金谷 渡(吉井)
I水田誠治(藤岡)

**朝日新聞より抜粋



★★★ 高校囲碁選手権 ★★★

全国大会

 日時:平成13年7月24日〜26日
    ●場所:日本棋院会館

◆男子団体:
   前橋高校は一回戦で大分・上野丘に敗退。
   優勝は熊本・熊本第二高校、2位は東京・筑波大付属駒場高校
◆女子団体:
   高崎商科短大付属高は初戦で静岡・浜松北高に敗退。
   優勝は東京・藤村女子高、2位は静岡・浜松北高
◆男子個人:
   堀米顕久さん(高崎高)は一回戦、二回戦を突破したものの三回戦で敗退、
 松永宣之さん(農大二高)
は一 回戦シード二回戦で敗退。
 優勝は白石勇一さん(東京・中央大附高)、2位は坂口仁寿さん (熊本・熊本第二高)。
◆女子個人:
   茂木敦子さん(高崎女子高)は一回戦突破したものの二回戦で優勝した松本さんと当たり敗退。
   優勝は松本有加子さん(東京・普連土学園)、2位は笹子理紗さん(東京・藤村女子高)

群馬県大会


  高校囲碁県予選 全国へ前橋、高商大附

  ●日時:平成13年5月12日(土)
  ●場所:高崎市中央公民館
  ●参加者:26名(6校)

 第二十五県高校囲碁連盟(片界勝会長)は十二日、高崎市末広町の高崎
中央公民館で、全国高校囲碁選手権大会の予選大会を開いた。団体で前橋
と高崎商科大附属の二校が、個人は堀米顕久君(高崎二年・六段)と松永宣
之君(農大二二年・三段)、茂木敦子さん(高崎女二年・初段)が七月に東京・
日本棋院で開催される全国大会への代表切符を手にした。

 今年は六校から二十六人が参加、それぞれ四局対戦した。高校に入ってか
ら碁石を握ったという高校生も「布石、中盤、寄せと、それぞれに戦いがある。
単なるゲームでなく、一局の対戦の中にいくつも逆転の場面があるので、奥深
くて考えさせられる」と烏鷺(うろ)の争いを楽しんでいた。

 今回の大会について、横尾隆司・同連盟理事長は「高段者もいて、内容のあ
る対局もいくつかあった」と講評した。

 また、同大会で八月に福岡県で開催の、全国高校総合文化祭に参加する代
表も選んだ。団体(群馬選抜)が松永宣之君、前原庸司君(前橋三年・二級)、
佐藤聖子さん(高商大附三年・八級)で、個人は堀米君と茂木さんに決まった。

−−− 「上毛新聞」より−−−

コメント

 出場校6校、参加者26名とは寂しいですね。どうも他県に較べ群馬県は
囲碁後進県と言わざるを得ませんネ。人口あたりの碁会所の数も最低のよ
うですし・・・・ (K)



★★★ 第43回女流アマ囲碁選手権 ★★★

全国大会

  (主催:日本棋院/協賛:(株)NTTドコモ、ライオン(株))/(03/17〜18)

優勝は中島美絵子さん(東京)、準優勝は佐野智子さん(奈良)に決まる。
以下、第3位樋口奈緒子さん(東京)、第4位青山恭子さん(兵庫)が入賞。

群馬県代表の野村さんは一回戦は勝ち上がったものの、二回戦で敗れた。
また、江原さんは惜しくも一回戦で敗退した。


群馬県大会

     「県女流囲碁大会、野村さんV」

  ●日時:平成13年2月11日(日)
  ●場所:前橋市中央公民館
  ●参加者:37名

 県内の女性囲碁愛好者が一堂に集まって腕を競う第十四回県女流囲碁大会
(日本棋院県支部連合会、上毛新聞社主催)が十一日、前橋市大手町の市中
央公民館で開かれ、トーナメント戦は同市上泉町の野村京子さん(59)、ハンディ
制の親ぼく戦は同市竜蔵寺町の福島知子さん(13)がそれぞれ制した。

 今大会には、小学生から七十代までの三十七人が参加した。トーナメント戦に
は、これまでの大会で実績を残した実力者十六人がエントリーし、親ぼく戦はそ
れ以外の参加者が、実力に応じたハンディで対局。参加者は、対局の終わった
仲間や大会役員が見守る中、慎重に碁石を置く位置を決めていた。

 トーナメント戦で優勝した野村さんと準優勝の江原房子さん(63)=高崎市高
関町=は、三月十七、十八の両日、東京で開かれる第四十三回全日本女流ア
マチュア選手権大会に出場する。

−−−− 「上毛新聞」より抜粋−−−−