●○● 天声人碁 ●○●
2002年6月
◎2002/06/26 「ライバル」
勝負の世界ではライバルが話題となります。
囲碁では「呉清源と木谷実」、「趙治勲と小林光一」、「搭矢アキラと進藤
ヒカル」等々。
ライバルの存在は競争心を駆り立て、棋力向上の糧となります。
私の場合、囲碁のライバルといえるのは2人くらいでしょうか。
一人は20代前半の頃、少し先輩のN氏。5級前後の実力で互角の勝負
でした。
覚えたての定石を使って勝った時など、「その定石はこうなんだよ」と自慢
したものでした。
今はあまり対局してないけど対局機会の多い私の方が少し上かもしれま
せん。
もう一人は単身赴任している時、同じ寮にいた年下のY氏。実力は二段
程度で私が常先くらいの手合いでした。
対局時計を使って本格的な対局をしたものです。三番手直りで2子になっ
た時など悔しかったですね。
今は年1回程度の対戦ですがY氏の方が若い分、ヨミで勝る場合が多い
ようです。
あと、碁会所の常連で互角の人が2〜3人いますが、お互いに切磋琢磨
という感じではなくライバルといえるかどうか・・・
◎2002/06/19 「碁盤、碁石」
ある程度その道を極めたいと思ったら、道具にもこだわりたいですね。
私の持っている碁盤は桂の4寸盤で50,000円くらい、碁石は15,000円
くらいの普及品でもう十年以上も前に購入したものです。
(こだわるほどのモノではないですね・・・)
買った当初は結構使っていたんですが、最近はほとんど使っていません。
勉強もしなくなったのですが、パソコンの便利さによりますます使用頻度は
少なくなってしまったのです。
囲碁の対局風景というと趣きのある和室で品のある「碁盤・碁石」が
ポイントですね。
そのうち時間とお金に余裕ができたら、タイトル戦のあった宿でその時
使われた「碁盤・碁石」で碁敵と心ゆくまで打ってみたいものです。
内容はさておいて・・・・
◎2002/06/17 「本因坊戦7番勝負第4局」
本因坊戦第4局は加藤九段が勝って2勝2敗、面白くなりましたね。
同年代(55)の奮闘に勇気づけられます。
衛星放送をビデオで見ていたんですが加藤九段の「貧乏ゆすり」、
気になりますね。
あのクセがでると勝ちパターンと何かで読んだことがあるんですが・・・
私もネット対局をしているときなど「貧乏ゆすり」をする時があるん
ですが、カミさんに「みっともないからやめて!!」といわれ、今は
ほとんどしません。 (^_^;)
ところでなんで「貧乏」と言うんでしょうか?
貧乏ゆすりの語源は、膝をゆすっている姿が貧しくて空腹や寒さに
ふるえている姿にとても似ていることから来ているそうです。
◎2002/06/11 「少年少女囲碁大会」
6月9日(日)、県少年少女囲碁大会があり、私も役員として大会
運営のお手伝いをしてきました。
参加者は中学生27人、小学生41人、計68人でした。
(昨年は40人)
上位入賞のメンバーは昨年とあまり変わっていないようでした。
「ヒカルの碁」をキッカケに覚えた人達が活躍するのはこれからで
しょう。
この大会で活躍している選手をみていると、やはり指導者、父兄、
地域のバックアップが大きく影響していると思われます。
ただ個人的な意見ですが、もう少し学校側との連携があればもっと
活性化するのではないかと思っています。
でも参加者の子供達が、勝っても負けても楽しそうに対局・観戦し
ているのを見ていると嬉しくなりますね。
◎2002/06/03 「碁会所にて(2)」
先週、「E碁会所」での成績はサッパリでした。
常連のO氏とA氏との対戦成績は●●●○●●●。
負けて帰路につく時の情けなさ、無念さ、本当にガックリきます。
不調の原因を探ってみますと
1.「序盤・中盤で石を取られる」
しっかりと読んでいないんですね。多分大丈夫だろうというヨミ甘さを
衝かれ要石を取らてしまう。
2.「終盤のヨセの甘さ」
終盤まで結構互角でいくのだが、ヨセで相手に追い越されてしまう。
3.「結局、ヨミの集中力・持続力」
多分、ヨミの能力にほとんど差はないと思われるが、集中力・持続力で
劣っていたと思われる。
集中力・持続力を維持するためには、気力・体力が必要のようです。
そういえば年齢を重ねる従い、短気になったような気がしますね・・・