●○● 天声人碁 ●○●


2005年3月

◎2005/03/28 「佃亜紀子四段、将棋の伊奈五段と結婚」

 将棋棋士の伊奈祐介五段(29)と囲碁棋士で日本棋院関西総本部所属の佃亜紀子四段
(33)が3月13日結婚した。伊奈五段は「明るく温かい家庭を築いていきたい」とコメント。
結婚式には、伊奈五段の妹と昨年春に結婚した将棋の渡辺明竜王(20)も出席した。

            2005/03/22 asahi.com[将棋]より


     ◇  ◇  ◇  ◇

TVの解説などでおなじみの佃四段が「将棋」の伊奈五段とご結婚だそうで、おめでとうござ
います。

囲碁&将棋の先輩夫婦は脇謙二八段&荒木真子三段、中川大輔七段&宮崎志摩子四段、
先崎学八段&穂坂繭三段の三組があります。

いずれも夫が将棋、妻が囲碁の組合せでその逆はないようですが、なぜでしょう。
囲碁の女流棋士の方が絶対数は多いと思いますが、それだけではないようです。

将棋の女流棋士はほとんど女流棋戦のみで、男性を交えた一般棋戦に登場することはあり
ません。
一方、囲碁は一般棋戦に男女の区別はなく対等です。そんなことから、囲碁の女流棋士の方
が社交性に富んでいるのでしょうか?

将棋の女流棋士も素敵な方が多くいます。次は囲碁の新郎、将棋の新婦を実現してほしいと
思います。



◎2005/03/24 「十段戦第二局、王が雪辱タイに」

 王立誠十段に趙治勲二十五世本因坊が挑戦している「第43期十段位決定五番勝負」 第二
局は3月17日、新潟県・岩室温泉で行われ、黒番の王が5目半
勝ちし、対戦成績を1勝1敗
のタイとした。

 第三局は4月7日、長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で打たれる。

 岩室村は今月21日に新潟市と合併するため、村としては今回が最後の十段戦。 前夜祭で
趙は新潟県中越地震の見舞いを述べ、王は「ちょっとおもしろくしたい」
と巻き返しの決意を披
露した。


 第一局と比べるとじっくりとした立ち上がり。午後、王が上辺に打ち込んで開戦。
黒がうまくさばいて優位に立った。夕刻になって趙も反撃し、「きわどくなった」
(立会人の武宮正樹九段)。

 秒読みの趙は顔を真っ赤にして「ウーン、だめか」とうなる。王は盤上に集中し、 「あとどのく
らい」と、残り時間を記録係に確かめる。暖房を止めた対局室は両者の
熱気に包まれた。

 趙は秒読みが続くなか中央になだれ込み、コウ争いから左辺の黒とのフリカワリに持ち 込ん
で大乱戦。しかし、趙の寄せのミスもあって終盤、冷静にまとめた王に軍配があがった。


                              (産経囲碁Webより抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

王立誠十段が乱戦を制しタイに持ち込みました。王十段の持ち味は乱戦に強い変幻流という
ところでしょうか。

王十段の師匠は故・加納嘉徳九段。6年ほど前に亡くなりましたがTVの解説や囲碁書籍の
著作など普及面で尽力されました。
「囲碁紳士」という感じで、丁寧かつやさしい口調の解説は定評があり、今でいえば石倉昇
九段に近いイメージでした。
王十段の活躍に天国で眼を細めているのではないでしょうか。

一方の趙治勲九段、一局目は驚異の粘りで半目勝ちでしたが本局は押し切られました。
三局目以降は持ち前の熱闘譜を見せてほしいと思います。

       ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は新潟県・岩室温泉の「高島屋」。昨年の十段戦も同じ場所で行なわれました。
囲碁や将棋の対局場所として有名です。

新潟市は岩室村を含め12市町村と合併し、人口が78万人になるそうです。岩室温泉から
新潟市の中心部まではかなりの距離があると思います。
合併が住民にとって住みやすい環境になればいいのですが・・・

各地で合併が進んでいますが、「大きいことはいいことだ」というのは本当でしょうか?



◎2005/03/22 「棋聖戦第7局/羽根棋聖が4勝3敗で初防衛」

 囲碁の第29期棋聖戦七番勝負、羽根直樹棋聖と挑戦者、結城聡九段の第7局は3月16
日、
17日の両日、静岡県小山町で行われ、黒番の羽根棋聖が4目半勝ちし、通算4勝3敗
で棋聖位
を初防衛した。

 一度はカド番に追い込まれたが、第6局、第7局に連勝し、トップの座を守った。
結城九段は関西棋院の棋士として半世紀ぶりの七番勝負タイトルの獲得はならなかった。

羽根棋聖は不調のなかで迎えた今シリーズだったが、辛抱の碁でタイトルを守った。
昨年、棋聖位を奪取し、 囲碁界の頂点に立った。ところがその直後からスランプ に陥った。
「棋聖らしい碁を打たなければ」との思いが迷いを招いた。3年間保持した天元位を失い、
年間
成績は19勝26敗と初めて負け越した。


そして迎えたこの七番勝負。第5局に敗れて 2勝3敗のカド番に追い込まれたが、そこから底力
を見せた。「第5局まではまずい碁ばかり
だったので、第6局、第7局は最後まで辛抱強く打とう
と気持ちを切り替えました」。自分を
見つめ直しての勝利だった。

一方、初めての7番勝負を最終局まで戦い抜いた結城九段。1950年、日本棋院から分離する
かたちで発足した関西棋院にとっても久しぶりの大舞台だった。所属棋士が7番勝負に登場
たのは、1977年の第1期棋聖戦で関西の雄だった橋本宇太郎九段が藤沢秀行九段と対戦して

以来。7番勝負を制した歴史は、51年、橋本八段(当時)が坂田栄男七段(当時)を下した第6
本因坊戦まで、さらに四半世紀さかのぼる。ビッグタイトルまであと一歩と迫った結城九
段の健
闘は、関西の囲碁ファンを大いに沸かせた。


結城九段は「7番勝負は長かった。疲れました。これが実力です。しかし第7局までこられて
感無量です」と話した。

                              (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

1月12日、雪の新潟から始まった2ヶ月余の棋聖戦は羽根棋聖が4勝3敗の防衛で終幕と
なりました。今年も最終局までの熱戦で面白い展開でした。

羽根棋聖、辛抱の碁が勝利を引き寄せたようです。一方の結城九段、第6局、第7局では
本来の「厚みと攻めの碁」が鳴りをひそめた格好となりました。

本シリーズ初めての「名阪対決」となりましたが、羽根棋聖の初防衛に地元や関係者は喜
びに沸いたようです。

一方、ビッグタイトルまであと一歩と迫った結城九段の健闘は、関西の囲碁ファンを大いに
沸かせたことと思います。残念!!

         ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は静岡県小山町の「経団連ゲストハウス」。小山町は静岡県御殿場市の北東
で富士山の東に位置します。

小山町で有名なのは「富士スピードウェイ」でしょうか。日本GPが行なわれる鈴鹿サーキット
に比べ知名度は低いと思いますが、先ごろ大規模改修を終え「F1世界選手権」を開催したい
意向のようです。

F1レーサーといえばもう10年も前でしょうか、ブラジル出身の30代半ばで事故死した「アイル
トン・セナ」という天才ドライバーがいました。モータースポーツ・ファンには神様のような存在で
しょうね。



◎2005/03/16 「棋聖戦第6局/羽根棋聖が勝ち、最終局へ」

 第29期棋聖戦七番勝負、羽根直樹棋聖と挑戦者・結城聡九段の第6局は3月9日、
10日の両日、神奈川県箱根町で行われ、先番の羽根が6目半勝ちし、3勝3敗のタイ
にした。

 最終第7局は3月16、17日、静岡県小山町で行われる。

 解説の柳時熏九段は「羽根棋聖は、かど番にもかかわらず、堂々とした打ちぶり
だった」と話している。

<羽根棋聖の話>
 途中は苦しいと思ったが、最後まで我慢強く打てた。最終局も力を出し切りたい。

<結城九段の話>
 初日から形勢が悪いと思っていたので、頑張り過ぎた。次も精いっぱい打つ。

                               (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

羽根棋聖がカド番を堂々としのぎ、第7局にもつれこみました。

それにしても羽根棋聖は落ち着いていますね。形勢判断もあわてず騒がず、冷静に勝ちきる
態度はたいしたものです。

一方の結城九段、どちらかといえば悲観派なのでしょうか。攻めている時はめっぽう強く感じ
ますが、受身になると不安な面が出るように思います。

これで名阪対決となった本シリーズも最終局へ、個人的には羽根棋聖の防衛を期待していま
すが「勝負は時の運」。囲碁ファンを感動させる熱闘譜を見せてほしいと思います。

         ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は神奈川県箱根町塔之沢の「環翠楼」。環翠楼の前身は「元湯」と称し、明治
の元勲伊藤博文や西園寺公望など政界の大物や島崎藤村などの文人も多く訪れたそうです。

塔之沢は箱根でも小田原に近い方に位置します。正月に行なわれる箱根駅伝でも「函嶺洞門」
という所が出てきますが塔之沢の近くのようです。

「箱根大学駅伝」といえば日本でもっとも伝統ある大会ですが参加校は関東周辺に限定されて
いるのが不思議です。
全国の優秀な高校選手はみんな箱根にあこがれて関東の大学に集中するでしょう。もっとオー
プンな大会にすべきと思いますが・・・

日本の囲碁タイトル戦についても世界オープン戦にすべきという意見があります。
個人的な意見ですが囲碁を「文化」ととらえる日本と、「ゲーム」の意味合いが強い韓国・中国を
同じ土俵で考えるのはどうかと思ってます。



◎2005/03/14 「女流名人戦/小山五段が女流名人位奪取」

 小林泉美女流名人に小山栄美五段が挑戦している「第17期女流名人戦」三番勝負の第三
局が、日本棋院で行われ、白番の小山が中押し勝ちし、通算成績を2勝1敗として女流名人
位を7期ぶりに奪取した。

 1局目は小山五段の圧倒的勝勢から、誰もが目を疑った小林女流名人の大逆転劇。
2局目は、短期決戦で後のない小山五段が、小林名人優勢の局面を凄まじいまでの勝利へ
の執着心でひっくり返し、1局目の借りをきっちり返す。

 そして迎えた天下分け目の第3局。またしても激戦を制したのは小山五段だった。
本局を総括して「白のいじめの名局」と安倍立会人。

<小山さんの話>
 今は信じられないような気持ちです。まず家族にこの勝利を伝えたいのですが、
それと同時に作年12月に亡くなられた加藤正夫先生(師匠)の霊前にも報告したいです。
引いてずるずる負けるのだけは、絶対すまいと心に誓ったのがよかったかも知れません。

<小林さんの話>
 今日の碁は序盤からあまりよくなかったようです。打っている最中はそうは思いませんでし
たけど…。また来期がんばります。

         ◇  ◇  ◇  ◇

 小山さんは高校生時代にプロデビューし、その後、対局を続けながら上智大学を卒業した
努力家。
同業の小山竜吾六段と結ばれ、今や2人の子供(小2、4歳)を持つママさん棋士だ。
女流碁界では、知念かおり女流本因坊・棋聖、青木喜久代八段など、ママさんパワーを発揮
する実力者が多い。

「やっと育児の手が離れ、再び碁に専念する時間が取れるようになりました」と、最近の好調
ぶりを語る。

 一方の小林さんは昨年1月、台湾出身の張栩(ちょうう)名人・本因坊と結婚し、囲碁界最強
の「名人夫婦」誕生と注目された。小林光一九段と故・禮子七段の長女で、祖父が木谷実九段
という名門の3代目。「スピードは父譲りで、読みの深さと終盤の力強さは母譲り」との評判だ。

                       (産経囲碁Webより抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

小山栄美・新女流名人、7期ぶりのタイトル奪取だそうです。
ママさん棋士は家事、子育てを行ないながらの対局で苦労が多いと思います。
夫君の小山竜吾六段の協力あっての賜物でしょう。

小山新女流名人は昨年末亡くなった加藤正夫門下。師匠も弟子の活躍を草葉の陰から祝福
しているでしょう。

同門には大森泰志八段、鈴木伊佐男七段、梅沢由香里五段。小山、梅沢の両女流棋士とも
師匠の「攻めの棋風」と「純朴な精神」を受け継いでいるように思います。

敗れた小林泉美六段、女流本因坊、女流名人を相次いで失冠してしまいました。
勝運が夫君の張栩名人・本因坊にいってしまったのでしょうか?。

         ◇  ◇  ◇  ◇

本シリーズの対局地は第1局が栃木県塩谷郡鬼怒川温泉。第2、第3局は日本棋院で行な
われました。

鬼怒川温泉には泊まったことはありませんが、職場の旅行で塩原温泉に泊まり「日塩もみじ
ライン」を経て鬼怒川、日光を観光した記憶があります。もう20年以上も前のことでしょうか。
紅葉と渓谷が美しかったことが、おぼろげながら浮かんできます。



◎2005/03/10 「十段戦第一局、趙治勲が初戦飾る」

 王立誠十段に趙治勲二十五世本因坊が挑戦する「第43期十段位決定五番勝負」第一局
は3月3日、広島県因島市で打たれ、趙が黒番半目勝ちした。
 第二局は17日、新潟県岩室村の岩室温泉で行われる。

 本因坊秀策の出生地・因島では、七大タイトルのうち十段戦だけが行われていなかった。
前夜祭で王十段は「挑戦者のつもりで」、趙は「棋聖五連覇を阻止されたから、今度は私が
十段五連覇を阻止する番」と笑わせた。

 一夜明けて、定刻の午前九時、立会人の石田芳夫九段の合図で握って趙の先番。
「ふたりは気合十分やねえ」と解説の宮本直毅九段。石田九段も「乱戦はどちらも嫌いじゃ
ないですからね」という。

 ひざ掛けを手繰り寄せ、あぐらになって盤上を見下ろし、扇子をポンポンとたたく趙。
王は背筋をピーンと伸ばし、着手も早い。

 午後、戦場は右辺から中央に移り、控室の白優勢の見方から終盤、王が緩んだスキに
趙が勝利への執念を見せ、細かい勝負を逆転勝ちした。

               (産経囲碁Webより抜粋)


       ◇  ◇  ◇  ◇

久しぶり趙治勲がタイトル戦に登場しました。「秒読みの鬼」と呼ばれ本局も99手から終局の
301手まで秒読みを打ち継ぎ、劇的な半目勝ちをもぎ取りました。

一方の王立誠十段、優勢な一局を落とし残念でしたが十段位五連覇をめざし反撃してくるで
しょう。

囲碁界では中堅からベテランの域に達する両者、20代〜30代が大勢を占める中で熱い戦い
を期待しましょう。


       ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は広島県因島市。本因坊秀策誕生の島で有名ですが、今回の十段戦で七大
タイトルの全てが開催されたことになるそうです。

囲碁を「市技」に制定し、囲碁のまちづくりを進めており全国的にもユニークな市として知られ
ています。

来年には尾道市に編入合併することが決まっているそうですが、囲碁を「市技」として引き継い
でいくとのです。がんばってほしいですね。



◎2005/03/04 「棋聖戦第5局/結城、棋聖奪取まであと1勝」

 第29期棋聖戦七番勝負、羽根直樹棋聖と挑戦者・結城聡九段の第5局は2月24、
25日の両日、三重県志摩市で行われ、黒番の結城が中押し勝ちし、通算成績を3勝
2敗とし、タイトル奪取まであと1勝と迫った。
 第6局は3月9、10日、神奈川県箱根町で行われる。

 中盤、結城が左辺一帯に広大な地をまとめ、白模様の下辺でもコウ争いをへて目を
持ち、主導権を握った。羽根も右上の大きなカカリに回って、寄せ勝負に持ち込んだ
が、結城が右辺への侵入に成功し、白を突き放した。

 解説の横田茂昭九段は「結城九段が序盤からペースをつかみ、難しい手所も乗り切っ
た。最後の場面は、羽根棋聖の誤算もあったようです」と話している。

<結城九段の話>
 下辺で生きて少しいいと思った。最後は思わぬ形で手になって、運がよかった。

<羽根棋聖の話>
 序盤からまずかった。最後は簡単な間違いをした。次は出直すつもりで精いっぱい
 打つ。
 
                 (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

結城九段の闘志と勢いを感じます。関西の期待を一身に担って奮闘というところでしょ
うか。

一方の羽根棋聖、イマイチ精彩を欠いているようです。今回の対局地は地元ということ
もあり、返ってプレッシャーを感じたのではないでしょうか。

これで結城九段はあと一勝でタイトル奪取。関西はじめ結城九段のファンは次の第六局
で決めてほしいと思っているでしょう。

でも、それ以外の囲碁ファンや大会関係者は七番勝負までいってほしいと思う人が多い
のではないでしょうか。

私自身も中部の出身で何とか羽根棋聖にがんばってほしいと思っていますが、現在の
形勢はむつかしい状況のようです。

         ◇  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は三重県志摩市。平成16年10月1日、浜島町、大王町、志摩町、阿児町、
磯部町の5町が合併し、誕生したそうです。

もう十年以上前になりますが、会社の保養所が賢島(かしこじま)にあったので、家族
でそこに泊り、「志摩マリンランド(水族館)」、「英虞湾めぐり」、「合歓の郷(テーマパー
ク)」などを楽しみました。

この会社保養所も今月限りで閉鎖とのことですが、色々な思い出のある施設が消えて
ゆくのは淋しいことです。



◎2005/03/02 「他事業所の囲碁合宿に参加」

先日(2/19〜20)、同じ会社でK事業所の囲碁合宿に参加してきました。

参加者はプロ1名を合わせて11名、場所は昨年夏に私たちの合宿で利用した埼玉県小鹿野
町の「越後屋旅館」です。

指導プロは台湾出身の「郭求真(カク・キュウシン)」五段。16歳くらいで来日し、5年ほどで入段
されたようです。同門には王銘エン九段等がいるそうです。

こちらK事業所の合宿参加は初めてでしたが、ほとんどのメンバーは顔見知りでもあり雰囲気に
なじむのにそれほど時間はかかりませんでした。
これも「囲碁」という共通な趣味のおかげでしょうか。

         ◇  ◇  ◇  ◇

私が世話人をしているT事業所囲碁部との違いについて

 棋力ははK事業所は6段〜4段と高段者が揃っており、学生時代に実力をつけた人 が多いよ
 うです。

 一方、こちらは5段〜級位者と幅広く、入社後棋力を上げた人が多いと思います。

 部員の年齢はK事業所の方が10歳くらい若いようで、話題や雰囲気も勢いを感じ ます??。
 こちらははOBが半数くらいで、アットホームな雰囲気でしょうか。

         ◇  ◇  ◇  ◇


色々なグループで囲碁は楽しまれていますが、それぞれ独自のカラーがあるようです。
グループの運営は大変ですが、よき伝統を培っていきたいと思っています。


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