●○● 天声人碁 ●○●


2006年1月

◎2006-01-31 「見知らぬ人に声かけられた」

先日、新宿の街中で知らない人に声をかけられました。

最初は「○○寿司の××だけど・・・・云々」と同じ年頃の人が親しそうに話かけてきました。
○○寿司というのは記憶にないし、その人の顔も見覚えがない。
もし、お世話になった人だったら失礼になるので、適当に相槌を打っていたら、そのまま「じゃあ」
と去っていきました・・・。
あれは相手の人が自分を誰かと間違ったのだと思う、きっと。

それから5分後くらいして「やあー」と同年輩で笑顔で手を振ってくる人がいました。
この人の顔も見覚えがなく、誰だったかなと考えているうちにそのまま去っていきました。
うーん、誰だろう・・・?、もしかしたら会ったことがあるかも・・・? ((+_+))

わずかな時間に二人の見知らぬ人に声かけられ、不思議な体験でした。

似たようなケースで会社の中ですれ違う時に挨拶され、「誰だったろう・・・?」と悩むことや、
顔は見覚えがあるんだけど「名前が出てこない・・・?」、ということも時々あります。

人間のメモリーも許容量があり、不要なものは消去されていくんでしょうね。きっと・・・



◎2006-01-29 「棋聖戦第1局の解説(風鈴会)」

昨日(1/28)は定例の「風鈴会」の日、テーマは棋聖戦第1局の解説でした。
打ち掛け時の形勢は「白(羽根棋聖)の有望」という説が多かったようですが時が経つにつれ、
「どちらとも言えない」という説が大勢を占めてきました。

評価というのは時代・背景によって変化するものなんですね(ちょっと大袈裟か・・・)。

最後は棋聖の見損じということでしたが、間違えなく終局しても黒(山下九段)が優勢とのこと
でした。
対局者と観戦者、「ヨミの深さ・形勢判断」に温度差があるようです。

本局、羽根棋聖はいつになく激しい碁でしたが、「ヨミを主体とした韓国・中国の棋風を意識した
のではないか」とS七段は語っていました。

講座のあとの対局では連敗し、降段してしまいました。時にはプレゼンターも必要というこで次回
はがんばろうと思います。



◎2006-01-26 「怒涛の譜(第4局)初めての九段戦」

※加藤正夫精局集「怒涛の譜」より譜の内容、コメントを順次記載していきます。

■第21期本因坊戦三次予選/S40(1965)/07/22
■白 杉内雅男 九段 : 黒 加藤正夫 二段 (4目半コミ出し)
■結果:「白の杉内九段、108手で中押し勝ち」
■昭和39年から40年にかけて、いきなりワク抜けをやってのけた。本因坊戦の一次予選4局、
 二次予選2局を勝ち抜き、三次予選に進出して、初めて九段と顔を合わせたのである。

■後年の自評・思い出
・「正々堂々と戦うべきところで、裏口から行くような手に、いい手があるわけない。当時18歳。
 まだ戦いの法を知らない」
・「道場に帰って並べたところ、みんなに酷評された。勢いだけで棋理の裏づけがない。杉内先生
 にとっては赤子の手をひねるようなんものだったろう」

■コメント
・若い加藤二段の力んだ着手に対し、杉内九段が巧みにいなして勝った一局の印象です。
・相撲でいえば三役(杉内九段)に新入幕(加藤二段)が挑戦したものの、格の違いを見せつけら
 れたとういう感じでしょうか。
・もう40年も前の対局ですが、杉内九段(85)は今も現役でがんばっています。驚異的ですね。



◎2006-01-24 「群馬囲碁情報/木部さん院生に」

 群馬の伊勢崎にある子供囲碁アカデミーで育った木部夏生さん(太田市・沢野小4年)
が、
この1月から院生修行に入ることになった。院生約80人のうち女子は1割程度で、
木部さんは
そのうち最年少になる。「世界で戦えるプロになりたい」という少女に、地元囲
碁界がよせる
期待は極めて大きい。

 囲碁を始めてまだ4年弱で今はアマ六段格、昨年は女流アマ選手権と少年少女大会
二つの
県代表になった。近い将来、きっと大輪の花を咲かせてくれるだろう。(加悦)

              (週刊碁1/23号より抜粋)

    ◇    ◇    ◇

県内の囲碁大会などで対局している姿を見ていますが、まだあどけない清楚な小学生という
感じでした。

いつも両親が付き添って心配そうに対局を見ていました。
ここまでくるには色々な機会を得て成長してきたと思いますが、両親の苦労も大変だったと
思います。

これからプロになるまでは人並み以上の修行が必要でしょうが、日本の囲碁界を代表するよう
な棋士になってほしいと思います。



◎2006-01-22 「新春囲碁合宿/2006開催(1/22)」

今年の新春囲碁合宿、12名の参加者のもと無事に終わりました。
囲碁合宿は「メンバーの親睦と棋力向上」が趣旨ですが、最近は親睦が主になってきました。
参加者の平均年齢が上がってくると、それもやむおえないことかもしれません。

囲碁という共通の趣味で寝食を共にするこの二日間、楽しい思い出として明日への活力の糧
となれば幸いと思っています。

私の成績は6勝4敗とまずまずでしたが、最近は集中力が持続せずイージーミスが多くなって
きました。今後も棋力アップをを目指していますが、前途多難のようです。



◎2006-01-20 「新春囲碁合宿/2006開催(1/20)」

明日(1/21)の午後から明後日の午前にかけて、私が属している囲碁部の合宿が開催されます。

今回の参加予定者は13人と例年に比べやや少なめです。寒い季節なので出不精の人が多く
なったのでしょうか。
場所は群馬県吉井町の「牛伏ドリームセンター」、ゴミ焼却場の余熱を利用した施設のようです。

この囲碁合宿、始めてからもう15年以上になると思います。
職場の人に「囲碁合宿って何をするの?」とよく聞かれ、「ただ、ひたすら碁を打つんですよ」と答え
ると、不思議そうな顔をされます。
私もせっかく泊まるのだから、碁以外に「ゆったりと温泉を楽しむ」、「早朝の散歩を楽しむ」、「近隣
の名所を訪ねる」などと思うのですが、そういう思い出はありません。
しかし最近はメンバーも高齢化し、もう少しゆったりと「スローライフ」を楽しむべきではないかと考え
ています。

でも明日からの合宿、最低でも負け越しだけはしないようにがんばろう。



◎2006-01-18 「THE有頂天ホテル」

先週の日曜日、映画「THE有頂天ホテル」を見てきました。
TVで予告編のCMが何度も流され、ついその気になってしまいました。
監督・脚本は三谷幸喜さん、いま一番売れている脚本家ですね。
三谷作品は過去、「ラヂオの時間」、「みんなのいえ」など見てきましたが、いずれも笑いと
ペーソスに溢れた秀作でした。

今回の「THE有頂天ホテル」、豪華キャストで楽しませてもらいました。
しかし、登場人物のエピソードが「寄せ鍋」のようで、ついていくのが大変でした。
若い人にはスピーディな展開で面白いかもしれませんが、中高年にはもう少しシンプルでも
よかったのではと思いました。

俳優では役所広司さんの別れた妻を演じた、原田美枝子さんの抑えた演技が印象に残りま
した。



◎2006-01-17 「棋聖戦第1局/山下が逆転勝利」

棋聖戦第1局は黒番の山下九段が逆転で中押し勝ちした。終始苦しい展開だったが、勝負手
で執念の逆転勝利を呼び込んだ。

現地で行われた解説会は地元ファンで満員となり、ドイツの囲碁人気の高さを見せた。ベルリン
囲碁協会会長のベルンハルト・ルンゲさんは「最高の戦いを間近で見ることができ、感激している。
棋聖戦をきっかけに、さらにファンが増えるだろう」と話していた。

<山下九段の話> ずっと苦しかったが、決め手を与えないよう辛抱して打った
<羽根棋聖の話> 流れはいいと思っていたが、難しい碁だった。最後の見損じはひどかった

                (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

山下九段、序盤から劣勢との評価でしたが乱戦に引きずり込み、羽根棋聖のミスを誘いました。
初戦を制し、気をよくして波にのるとタイトルも見えてくるでしょう。

一方の羽根棋聖、相手の挑発に乗ったきらいがあります。冷静さがウリの棋聖、次の対局では
自分らしさを発揮してもらいたいと思います。

         ◇  ◇  ◇  ◇

日本の三大棋戦(棋聖・名人・本因坊)は二日制(持ち時間:8時間)で行なわれています。
国際棋戦の持ち時間は3時間が標準で、日本の棋士にとってはつらいところですが時間短縮は
国際化の流れかもしれません。

ただ、三大棋戦は今まで通り、二日制(持ち時間:8時間)を残してほしいと思います。長時間に
わたる緊迫感の勝負は二日制ならではの醍醐味があり、今までも名勝負を残してきました。

日本の囲碁は文化であり芸だと思います。時間短縮でゲーム化してほしくないと思います。



◎2006-01-16 「棋聖戦第1局始まる」

羽根直樹棋聖(29)と挑戦者、山下敬吾九段(27)の第1局は1月15日午前9時(日本時間
15日午後5時)、ドイツ・ベルリンのインターコンチネンタルホテルで始まり、午後5時7分
(同16日午前1時7分)、1日目を終えた。囲碁界の最高実力者を決める一戦は、ドイツ囲碁
ファンの熱い視線を集めている。
          ◇
対局に先立ち14日夜、同ホテルで前夜祭が催され、ベルンハルト・ルンゲ・ベルリン囲碁協会
会長ら地元関係者、高野紀元・ドイツ大使、棋聖戦観戦ツアーの一行ら邦人関係者など
約100人が参加した。

席上、羽根棋聖は「ベルリンでいい思い出をつくるために全力を尽くしたい」、山下九段は
「世界の人々に囲碁の魅力を伝えることができる碁を打ちたい」とあいさつした。

対局開始の様子は地元メディアも取材。ファン約20人も対局室に入り、第1着を見守った。
大盤解説会にも100人を超える人々が詰めかけた。
                                    (読売新聞より抜粋)

         ◇  ◇  ◇  ◇

いよいよ棋聖戦が始まりました。羽根直樹棋聖に挑戦するのは山下敬吾九段。
今までの対戦成績は羽根棋聖の9勝18敗と負け越しですが、大きな一番では勝っているので
参考にはならないようです。
バランスの羽根棋聖と戦闘力の山下九段、熱闘譜を楽しみにしています。

今回の立会人は小林光一九段。まだまだ第一線で活躍しそうですが年齢・実績などから立会人
としての役回りが来たというところでしょうか。

第1局の対局地はドイツ・ベルリン。二日目の気温は−14℃だったそうです。
日本のタイトル戦はときどき海外で打たれます。対局者、主催者など準備が大変でしょうが、
日本の文化である「囲碁」を世界にPRすることは国際交流の面でも大切なことだと思います。

国際棋戦では韓国・中国に押され気味ですが、囲碁普及ではリードしてほしいものです。



◎2006-01-13 「大淵一門の強さの秘密」


「週刊碁(1/16号)」の記事に大淵道場の記事が載っていました。

−−以下、その抜粋−−

神奈川県の相模湖駅から車で15分走ったところに大淵盛人九段とその門下生が生活し、
日々研鑽している大淵道場がある。(平成10年に引越し)

平成11年に奥田あや初段が入門し、現在大淵門下生は7名。平成16年に奥田あや初段が
入段し、昨年平成17年夏に内田修平初段、冬に堀本満成院生、関達也院生が入段を果たし、
門下から4人のプロ棋士を輩出する大躍進ぶり。

テレビ、マンガは禁止。入段するまで男子は坊主頭、女子もおしゃれはダメ。日々是勉強!
技能の研鑽、精神面の鍛錬。合間に近くで山歩きし、身体を鍛えることも怠らない。

大淵九段:「棋士はたくさんの人の理解、協力があってこその存在。常に謙虚でなくてはなら
ない。」

 −−以下略−−

         ◇  ◇  ◇  ◇

現在では寝食を共にする内弟子制度はめっきり少なくなった中で、この大淵道場はかつての
木谷道場を連想させます。

「個人の尊重」が浸透した現代では時代遅れの感がありますが、プロ棋士4人を輩出した実績
は事実。

「道を究める」ためにはこのような、「道のり」もあるということでしょう。
大淵一門の清々しい修行を応援したいと思います。



◎2006-01-11 「大森泰志の自分流のススメ」

先週のNHK囲碁講座(1/8)、残念ながら録画予約を忘れ見逃してしまいました。
今までは再放送があったと思いますが、現在はないんですね。

前期の「大竹美学の真髄、碁盤は広く使おう」は囲碁のよもやま話としては面白かったのです
が、講座としては大雑把な感じで、戸惑った人も多いように思います。

今回の「自分流のススメ」はアマの陥りやすい弱点を、明快に解説され納得することも多い
内容です。
ただ、見たときはナルホドと思うのですが、実戦になると忘れているんですね。(^_^;)



◎2006-01-09 「怒涛の譜(第3局)武宮少年との初手合」


※加藤正夫精局集「怒涛の譜」より譜の内容、コメントを順次記載していきます。

■大手合/S40(1965)/05/12
■白 加藤正夫 二段 : 黒 武宮正樹 初段
■結果:「白の加藤、2目勝ち」
■加藤18歳、入段直後の武宮14歳の公式戦初手合である。大手合は同門同士がぶつから
 ない決まりだから、武宮は木谷九段の門下となる前だった。

■後年の自評・思い出
・後年、大模様で名を馳せるようになる武宮も黒1は三々。
・序盤、白の2子が持ち込みとなり:「このあたり、読みが平面的であり、単調だ」
・白、黒ともに元気いいが、打ち過ぎもある。
・棋譜は160手までしかない。低段の対局は記録係がつかず、消えてしまった棋譜が多い。

■コメント
・加藤二段(当時)、先輩として「負けられない」という意気込みが感じられます。
・武宮初段(当時)、結構地味な着手も見られます。



◎2006-01-08 「棋風について」

今日(1/8)は風鈴会の日、今回の講座の内容は「棋風」について。
テーマ図の回答内容により、タイプを戦闘派、バランス派、実利派の三つに分け、その特長と
注意点を解説していただきました。

私のタイプは戦闘派とバランス派の中間くらいのようです。
大切なことは「ブレてはいけない」ということでしょうか。

この棋風、性格と因果関係があるのでしょうか。「深層心理に影響されている」と書いている方
がいましたが、どうなんでしょう。

※風鈴会HP



◎2006-01-07 「町内新春囲碁大会」

今日(1/7)、町内の囲碁大会があり参加してきました。参加者20数名、成績はハンディを
昨年より上げたため1勝3敗とイマイチでした。

アマの大会ではハンディの設定がいつも問題になります。統一したレーティングのような
ものがあればいいのですが難しい問題です。

年齢層は相変わらず高く、平均年齢は60歳を超えていたと思います。壮年層がほとんど
いないのは残念です。囲碁に触れる機会がなっかたんでしょうね。

次の世代には囲碁ファンが増えるよう、微力ながら応援したいと思っています。



◎2006-01-05 「怒涛の譜(第2局)プロデビュー」

※加藤正夫精局集「怒涛の譜」より譜の内容、コメントを順次記載していきます。

■大手合/S39(1964)/04/15
■白 河合哲之 三段 : 先 加藤正夫 初段
・河合哲之(現五段、昭和11年1月6日生、東京都出身、プロ棋士河合菊二は実父、プロ棋士
 河合将史は実子。中央大学卒業後、プロに。学生碁界出身者は当時異例だった。
■結果:「黒の加藤、6目勝ち」中盤まで黒有望、後半ふらつくも逃げ切る。
■大手合はコミなし、同門同士の対戦はない決まり。

■後年の自評・思い出
・中盤の形勢:「優勢を一気に勝ち切れないのがまだ弱いところ」
・「第一着は当時大流行の三々。並んで対局していた佐藤(昌晴)くん、酒井(猛)くんも申し合わ
 せてように第一着三々で、ある高段者に「分かっているのかねえ」と、冷やかされた記憶が
 あります」
・「道場に帰って、木谷先生の前で並べるのですが、私も佐藤くんも同じように初めの形がなか
 なか思いだせない。先生に見ていただくというので、あがっていたのです」

■コメント
・当時は三々が流行のようで、坂田二十三世本因坊なども愛用していました。
・簡明策より、乱戦志向の一局。

■追記(1/6)
・河合哲之五段のご子息、河合将史五段には5〜6年ほど前に私が所属する囲碁部の指導碁会
 にきていただきました。
 おとなしくて誠実な人柄で、ていねいに私どものザル碁を指導していただきました。



◎2006-01-04 「新年初打ち碁会」

昨日(1/3)、親しいメンバー7名で「初打ち碁会」を行いました。
月例会の雰囲気と異なり新年らしい和やかな対局で、上海に赴任しているO氏もしばらく振りで
対局を楽しんでいました。

場所は近くの「E碁会所」。最近はめっきり客足が遠のき、席主も寂しいようです。
やはり「ネット対局」が増えた影響でしょうか。特に若い人達はその傾向が強いようです。

ネット対局は手軽で便利ですが、仲間同士での対面対局の楽しさには及ばないと思います。



◎2006-01-03 「新春お好み囲碁対局(1/2・NHK)」


昨日の「新春お好み囲碁対局」はコーラスグループ/ゴスペラーズ北山陽一と、大相撲の
普天王関の対戦でした。実力は初段の少し手前くらいといっていました。

結果は武宮陽光五段がタイミングのいいところで助言し、普天王関が勝ちました。
一方の北山さん、梅沢由香里五段の応援むなしく敗れてしまいました。
しかしながら、両者とも随所に冴えた着手がみられ、好局といえるでしょう。

二人とも囲碁はゲームソフトで覚えたとのことですが、最近はそういう方が多いようです。
実際の碁盤、碁石での対局は少ないようで、最後に地を数える(整地)ときは武宮五段・
梅沢五段に手伝ってもらっていました。これも今風ということでしょうか。

それにしても解説の武宮九段、応援の梅沢五段、武宮五段とも対戦者へのほめ方が上手で、
対戦者も自然にその気になっていました。あの会話術はどんな世界でも通用すると思い、
感心しました。

囲碁は勝負・芸であるとともに「エンターテイメント」でもあるんですね。



◎2006-01-02 「男たちの大和」

昨日、映画「男たちの大和」を見てきました。

もう戦後60年になりますが、今の平和な日本も「敗戦」とういう教訓の上に成り立っていることを
忘れてはいけないと思います。

祖国への想い、組織への想い、家族への想い、友への想い、自己への想い、それぞれ時代・
立場によって異なりますが、何が大切かを考えさせる作品でした。

本作品の監督、佐藤純彌氏は82年に『未完の対局』を作っているとのこと。レンタルで探してみ
ようかなと思っています。

「敗戦からの教訓」。囲碁の上達も同様なことがいえますね。



◎2006-01-01 「全日本実業団駅伝」



          利根川より榛名山を望む

    ◇  ◇  ◇

2006年の幕が開きました。

今年は戌年、私は年男で大きな区切の年となります。といってもこれまでの歩みを大転換する
のも難しく、自然体で臨んでいこうと思っています。

    ◇  ◇  ◇

群馬県で行われていた元日恒例の「全日本実業団駅伝」の放送を見ていました。自宅近くで
行われることもあり、毎年興味をもって見ています。さすがに全部は見ていられなかったのですが、
前半と最後のゴールのところを見ました。

前半の特徴は好景気の自動車メーカーのチームが上位を占めていたことでしょうか。後半は順位を
落としたものの、来年以降もこの傾向は続くように思います。
それとアフリカ勢などの助っ人が増えてきたこと。駅伝に限らずどの分野でも外人のへの依存が高く
なっていますね。

最後は伝統のあるコニカミノルタ、中国電力が1位、2位で昨年と同じ結果となりました。

明日、明後日は箱根大学駅伝。こちらのレースもおもしろそうです。


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