●○● 天声人碁 ●○●


2008年4月

2008-04-29 県高校囲碁団体戦/2008

一昨日(5/27)、県内の高校囲碁選手権・
団体戦(3名/チーム)を見学してきました。

参加校は男子が6校(8チーム)、女子が3校
(4チーム)と例年とほぼ同規模でした。

男子の有力選手の中には「少年少女囲碁大会
(小・中学生)」で活躍した選手も見られました。
これから成人してからも継続し、県内の囲碁界
を盛り上げてほしいものです。

女子選手の方は高校に入ってから覚えた人が多いようです。少年少女の大会では女子
の参加者も結構いたように思いますが、中学、高校で囲碁から離れていってしまったので
しょうね。

小学校・中学校のクラブ活動で、囲碁がもっと取り上げられようになれば高校囲碁界も
活発になると思いますが難問です。



2008-04-27 どこまでヨセられますか?/風鈴会

昨日(4/26)は定例の「風鈴会」の日、講座の内容は「どこから?
どこまでヨセられますか?」
実戦でよく現れる大ヨセの4事例を検証しました。

問題として出されるとここまでは踏み込めそうだと思うのですが、
踏み込み過ぎて損をする場合もありますので実戦では読みが
必要ですね。

例会後の食事会では囲碁の話題から聖火リレーの話まで、ごった煮模様で賑や
かでした。

聖火リレーと云えば「東京オリンピック」を思い出します。高校3年の時、学校近く
の国道1号線を陸上部の同級生が聖火ランナーとして走るということで、全生徒が
見学・応援に行きました。

警備も簡単なもので、国内で行われているマラソン・レースや駅伝と同じ程度の
雰囲気でした。

それに比較して昨日、長野での「北京オリンピック・聖火リレー」の大騒動、何か変
ですね。
中国の過剰とも思える愛国心、日本の希薄と思える愛国心、「適当」という基準は
難しいものです。



2008-04-24 第21回富士通杯/8強進出は依田九段のみ

 第21回世界選手権富士通杯の2回戦が14日、東京・千代田区の日本棋院で行わ
れた。6人が残っていた日本勢の対戦成績は1勝5敗で、依田紀基九段だけが勝ち
残った。ベスト8の内訳は韓国4、中国3、日本1。
 準々決勝は6月7日に中国・北京で行われる予定で、依田九段は韓国の李昌鎬九段
と対戦する。

   (産経囲碁Webより抜粋)

  ◇  ◇  ◇

昨年の富士通杯、日本勢は善戦し張栩碁聖、依田九段がベスト4に入りました。しかし
準決勝で韓国の李昌鎬、朴永訓に破れ惜しくも優勝を逃しました。(優勝は朴永訓)
今回はベスト8に依田九段のみとはさびしい限りです。囲碁ファンからも日本勢の不振
に厳しい意見が飛びかっているようです。

しかしどんな世界でも「栄枯盛衰は世の常」、長い目で地道に囲碁普及に取り組んで
いくことが必要ではないでしょうか。
そして勝敗がすべてのゲーム感覚ではなく、伝統文化「棋道」の精神を引き継いでいく
のが日本の姿勢だと思っています。



2008-04-22 安藤和繁三段と中島美絵子初段が結婚

安藤和繁三段(24)と中島美絵子初段(29)の
結婚披露宴が開かれた。

NHK杯トーナメントの記録係を務めていた安藤
三段と、司会を務めている中島初段。

テレビでおなじみの2人がゴールインした。

       (毎日新聞より抜粋)

棋士同士の結婚って多いですね。でも一般社会の職場結婚と考えれば納得します。
私の世代ですと圧倒的に職場結婚が多かったのですが、最近の割合は低下して
いるようです。
職場のコミュニケーションが疎遠になってきているのでしょうか。

結婚年齢の高齢化と未婚者の増加も問題で、日本の人口政策にも影響が出ている
ようです。
以前は「結婚しないと一人前ではない」というのが定説でしたが、現代では当てはま
らないようです。
ライフスタイルの多様化といわれていますが、「面倒なことはしたくない」というのが
本音かもしれません。

そして相手を選ぶ基準もシビアになっているのでしょうね。お互いに「いい面・わるい
面」を認め合う寛容な気持ちが必要と思うのですが・・・。
難しい世の中になってきましたね。



2008-04-19 マレーシア/ペナン・ツアー(3)

◆囲碁対局

今回のツアー、当初は「囲碁」も目的でしたが参加メンバーの関係で観光の合間をみて
対局するのが精一杯。それでも4人で6局対戦しました。

その中で、ホテルのバルコニ−で打っているとき突然、猿が数匹現れたのにはビックリ
しましたね。慌てて部屋に避難し、係りの人が追い払ってくれました。

あと帰りの飛行機の中でも打ちました。携帯用のマグネット碁盤でしたが、石が混んで
くるとサイズが小さく目的の地点に置くのに一苦労です。1局打って疲れました。

ペナンの日本人会でも囲碁サークルがあったようですがHPを見たら休部となっていました。
一方、クアラルンプールの日本人会では定期的に活動しているようです。

◆ツアーを終えて

ペナンから帰って4日目、仕事や家事など現実に引き戻されて汲々としていますが、
現実から距離を置いた5日間の日々はいつまでも心に残ると思っています。

今回参加した囲碁仲間と家族の7名、そして現地で案内をして頂いた2名、普段の
生活では得られないようなコミュニケーションがができたように思います。
これが「旅」の大きな成果でしょうか。



2008-04-18 マレーシア/ペナン・ツアー(2)


◆マレーシア/ペナンの観光地、生活、食べ物について

-------以下、マレーシア航空HPより抜粋-------------

ペナンは南北に24km、東西に15kmのマレー半島西に浮かぶ島で東洋の真珠と呼ばれ、
マレーシアを代表するリゾートアイランドです。
人口は約60万人。そのうち、約70%を華人(中国人)が占めており、マレーシアの中でも
最も華人が多いところです。
ペナン島は観光地とリゾートの二つを兼ね備えた都市でグルメやショッピングなど様々な
アクティビーが楽しめます。

   ◇  ◇

●寺院
寝釈迦仏、極楽寺、ビルマ寺院、インド寺院などを見物しました。
建物はいずれも極彩色、仏像は大きく目をパッチリ明けて、日本の寺院とずいぶん印象が
異なります。
好みもあるでしょうが、日本形式の方が落ち着きますね。

●テーマパーク
バードパーク(鳥公園)、バタフライ・ファーム(蝶博物館)、トロピカル・フルーツ・ファーム
(南国フルーツ農場)など訪れました。
日本にも同じようなテーマパークがありますが、日本のそれより規模は大きく見ごたえが
あります。それでも2回、3回と訪れたいほどではありませんね。

●景観
ケーブルカーで登るペナンヒルからの街並、海峡、橋の眺望はなかなかのものです。
またヤシの木のある浜辺から見る、朝日、夕日も南国情緒があり旅情を感じさせます。

●生活様式など
モーニングマーケット(朝市)、夜店、屋台風の食堂などで買物や食事をしましたが、
ペナン庶民は活気があり生活力も旺盛という印象でした。
街中のショッピング・センターにも行きましたが、こちらは日本の雰囲気とほとんど同じ
でした。また若い人のファッション・センスも現代的で日本と変わないと思います。
生活レベルは一部の華人以外は発展途上で貧富の差もあるようです。

●食べ物
屋台のような食堂(中華系)、海鮮料理、タイ料理、インド料理などで食事をしました。
中華系は日本に比べ甘いようで、糖尿病も多いと聞きました。
タイ料理、インド料理はよく分かりませんが、本場とは少し違う印象です。
フルーツの王様といわれるドリアン、季節的にはもう少し後のようですが若いのを食べ
ました。一言では表現できない不思議な味でしたね。
全体的には日本に比べ大味な感じで、個人的には日本食に軍配が上がると感じました。



2008-04-16 マレーシア/ペナン・ツアー(1)

4/11から5日間のマレーシア/ペナン・ツアーに行ってきました。
本当に楽しかったですね。夢のような5日間でした。

計画当初は海外囲碁合宿の予定でしたが、3人の囲碁仲間と家族を含めて7人の
ツアーとなりました。
観光・食事・ショッピングがツアーのメインでしたが、現地のO氏(囲碁仲間)がバン・
タイプの車であちこちをこまめにガイドをしてくれました。本当に「Terima kasih(ありが
とう)」です。
碁縁がこんな形のイベントに変身するとは、思っても見ませんでした。

マレーシアはまだまだ発展途上の印象ですが、日本にはない活気・熱気が感じられ
ます。
どのように発展するのか未知数ですが、国民が生き生きとしているような国になって
ほしいものです。
「アジアの風」が地球をを平和で豊かな星にできればと願ってています。



2008-04-10 明日からマレーシアへ

明日からマレーシア/ペナン島に行きます。

マレーシアに囲碁仲間が赴任しており、以前
から「遊びに来てくれ」との誘いがありました。

なかなか行けなかったのですが、やっと実現
しそうです。

計画当初は社内の囲碁仲間と海外合宿の
イメージだったのですが、現役世代は日程
調整が難しく結局3人の囲碁仲間と家族を
含めて7人でのツアーとなりました。

5日間の日程ですが前後の1日は移動ですので、実質3日間となります。観光やショッ
ピングで囲碁の時間をとるのは難しいかもしれませんが、南国での対局も魅力的です。

海外に行くのは20数年ぶりとなりますが、いろいろ準備とか面倒です。
何か新しいことを始めるときは面倒な事がつき物ですが、この壁を越えないと新しい
世界は見えませんね。



2008-04-09 囲碁書籍/基本の知恵 これだけは


◆書籍紹介

 ・書籍名:基本の知恵 これだけは
 ・発行所:誠文堂新光社
 ・著者:「囲碁」編集部
 ・発売日:2008年1月31日

■内容紹介
囲碁は、単なるゲームの域を超えた奥深い「楽しみ」
に満ちたものです。
本書では、
棋力向上につながる棋士の提言、そして
古人・古中国の知恵を紹介します。

書店に行くとまずは「囲碁」のコーナーに向かいます。いろいろ手に取って吟味しますが、
本書は棋譜がまったく無いところが気に入りました。(?)

「第1章・棋士の提言」は75年〜78年頃に「月刊・囲碁」誌上に連載された上達への
アドバイスを集約したもので、50人ほどの棋士の意見が載ってています。

内容的には常々、言い尽くされた助言が多く、あまり新鮮味は感じられない印象でした。
その中で心に残った一文を紹介します。

     ◇   ◇   ◇

「碁との一体感 増淵辰子」

 負けるのがいやだから打たない、という人がいます。ですがそれでは碁の楽しみを
自分から遠ざけ、才能の開発を自分から締め出すことになってしまうでしょう。勝敗に
こだわらず、もっとリラックスして碁と向かい合ったらいかがでしょうか。
 碁を勝負の面からだけ見ないで、真理を追究するというような気持で打たれた方が、
かえって上達につながり、勝敗面でも好結果が現れるようです。

 あの人に勝ちたいとか、早く初段になりたいとか、あまり身近かに決勝点を置きます
と、こだわりが生じ、小さく固まってしまう恐れがあります。むしろ、碁を通じて自分を
見詰め、その過程で碁との一体感を養っていく方が、大きく成長するための土壌を作る
ことになるのではないでしょうか。自分自身と碁を打つ姿勢を持ってほしいと思います。

増淵辰子(1904〜1993)
東京都出身、本因坊秀哉門下。21年入段、53年引退して五段。
女流碁界の発展に尽力し、のち七段を贈られた。坂田栄男をはじめとし、門下多数



2008-04-08 第46期十段戦第3局/高尾本因坊が新十段に

 趙治勲十段に高尾紳路本因坊が挑戦していた「第46期十段位決定五番勝負」の
第3局は、高尾2勝のあとを受けて4月3日、長野県大町市で行われ、黒番の高尾が
中押し勝ちし、3連勝で初の十段位を獲得した。
 高尾にとって5年ぶり2度目の挑戦となった十段戦五番勝負。本因坊の肩書で臨ん
だ碁は、自信にあふれていた。第1局を快勝、第2局は逆転勝利。この日の第3局も
堂々とした戦いぶりで大ベテランを破り、2冠となった。

<高尾新十段の話>
 あこがれの趙先生と五番勝負が打てて、タイトルまで取れるとは夢のようです。
今日も難しい碁でしたが、寄せで優勢になったと思います。

    (産経囲碁Webより抜粋)

  ◇  ◇  ◇

高尾本因坊が持ち前の厚い棋風で大豪・趙十段を寄り切りました。これで本因坊と
合わせて2冠、充実ぶりがうかがえます。

一方無冠となった趙九段。果敢な戦いぶりでしたが、高尾本因坊の冷静な対応に
自ら崩れた印象です。
棋聖戦7番勝負、NHK杯決勝、十段防衛戦と続けて苦杯を飲みましたが、熱い闘争
心で若手の前に立ちはだかってほしいものです。

これで国内7大棋戦は以下の勢力図になりました。趙九段の失冠で一気に若返りま
したが、ベテランの奮起も期待したいところです。

 ・山下敬吾(29):棋聖・王座
 ・張 栩(28):名人・碁聖
 ・高尾紳路(31):本因坊・十段
 ・河野臨(27):天元

  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は長野県大町市の「くろよんロイヤルホテル」。十段戦ではおなじみの
場所です。
大町市は十数年前から「アルプス囲碁村」として各種のイベントを進めています。
「まちづくり」の一環として囲碁を取り上げたことはうらやましいことです。

------- 以下、大町市観光協会HPより抜粋------------

大町市では、「まちづくりは人づくりから」という視点に立ち、囲碁を通じて人と人との
コミュニケーションを深め、心豊かに生きるまちづくりの実現を図ろうと、全国で初めて
囲碁によるまちづくり「アルプス囲碁村」を推進しています。

年間を通して囲碁普及活動やタイトル戦等の各種大会を開催し、保育園児や小中学生
が中心となって囲碁に関心をもって熱心に取り組んでいます。また、毎年開催される、
アルプス囲碁村まつりでは、知事杯・市長杯争奪囲碁大会も開催され全国から多くの
囲碁ファンにご参加いただいています。



2008-04-07 日本棋院:県支部連合会総会2008

昨日(4/6)は県支部連合会の総会でした。毎年のことながら会員の減少は切実な
問題です。
日本棋院でもいろいろな施策を打ち出していますが、特効薬は見つからないようです。

議事の中で、「少年少女への普及のために県の教育機関に働きかけよう」という案が
まとまりました。
期待通りの成果は難しいかもしれませんが、まずは「行動」が大切だと思います。

役員の改選も難問です。高齢化や諸々の理由で、現会長はじめ次期引退を考えて
いる人も少なくありません。
ほとんどボランティアですから義務感で務めているのが実情で、私自身も「碁を楽しむ
側に回りたい」というのが本音です。

上位の役員となると、棋力もそれなりに必要な気がします。組織の統率力と棋力は
関係ないように思いますが、高段者の発言はそれなりに影響力があるようです。

プロ野球の監督も「名選手=名監督ではない」と云われながらも、ネームバリューの
ある選手が監督になるケースが多いようですね。



2008-04-05 玉村町2008/4月度囲碁大会

今日(4/5)は町内の囲碁月例会で参加者は23名、気候もよくなり出足もまずまずで
しょうか。
前回の総会のときに全員で撮った写真を頂きましたが、名前入りの大判でプロのカメラ
マン並みの出来栄えです。撮影・印刷して頂いたT氏に感謝です。

優勝したのは初参加のK氏、初参加の人が優勝というのはよくあります。段級位(ハン
ディ)の基準が参加するグループによって異なるからでしょうね。
ゴルフのコンペでもこのケースはよくありますが、相応の申告をするのが大人の品格と
いうものでしょうね。



2008-04-03 囲碁認定100問/碁ワールド

「碁ワールド4月号」に「新春恒例認定100問」の全応募者得点一覧が載っていました。
全国から7,927人の応募があったようです。4年前は10,262人でしたから減少傾向は
進行しています。
県別の得点一覧には知っている人も何人か載っており、なんとなく親しみを感じます。
私もチャレンジしてみようかなと思ったのですが、つい億劫になりあきらめてしまいました。

全応募者の得点一覧が掲載されている月刊誌としては 誠文堂新光社の「囲碁」があり
ます。
私も今年に入って「碁ワールド」と「囲碁」の認定問題に挑戦していますが、締切り間際に
なって慌てて問題に取り組んでいる状態で、レベルアップの効果は(?)だと思っています。

ネット碁の普及で対局がいつでも手軽にできるようになったのは嬉しいことですが、
その分上達のための勉強や研究がおろそかになっているようです。
まだまだレベルアップの可能性を信じている我が身としては、いろいろな手段で上達の
階段を登ろうと試行錯碁しています。



2008-04-01 第46期十段戦第2局/高尾、連勝で“王手”

 趙治勲十段に高尾紳路本因坊が挑戦している「第46期十段位決定五番勝負」の
第2局は、高尾先勝のあとを受けて3月27日、愛知県蒲郡市の西浦温泉で行われ、
白番の高尾が中押し勝ちし、初の十段獲得にあと1勝とした。第3局は4月3日、長野
県大町市の「くろよんロイヤルホテル」で行われる。
 趙は右辺の白の大石に襲いかかり、勝負をかけたが見損じがあり、高尾に巧みに
しのがれて投了となった。

<高尾本因坊の話>
 ずっとダメでした。最後、生きそうだったので…。

<趙十段の話>
 白は死んだかと思ったが、読み違いがあった。

    (産経囲碁Webより抜粋)

  ◇  ◇  ◇

趙十段の急襲を巧みにシノギ切っての2連勝、充実の勝局のようでした。

一方の趙十段、内容的には押し気味だっただけに惜しまれます。2連敗と土俵際に
追い込まれましたが、ここからの踏ん張りが趙十段の特長、巻き返しを期待しましょう。

  ◇  ◇  ◇

今週の「週刊碁」はトップ一面がNHK杯決勝、最終面が十段戦第2局と趙十段が
両方に関わっており大活躍ですね。

十段戦の写真は高尾本因坊の充実の笑顔ですが、ファッションがどうでしょう。
どちらかといえば渋めの顔立ちですが、ピンク系のYシャツとネクタイの取り合わ
せはイマイチの印象です。

  ◇  ◇  ◇

今回の対局地は愛知県蒲郡市の西浦温泉
「旬景浪漫 銀波荘」。
囲碁・将棋のタイトル戦では馴染みの場所です。

西浦温泉のある三河湾には子供の頃、海水浴
や潮干狩りに訪れたものでした。
また夏休みの自由研究の宿題で「貝の標本」を
集めに、親父に連れてきてもらった記憶があります。

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