六日町/八海山紀行

1.日時:平成21年8月12(水)
2.目的地:八海山(はっかいさん)、1,707m(地蔵岳)
3.参加者:加藤、佐藤
4.行程(コースタイム)

会社駐車場(6:00) → 八海山ロープウェイ駐車場(7:50) → 登山口(8:40)
 → 女人堂(10:00〜10:10)  → 薬師岳(11:10〜11:25) → 千本檜小屋(11:35)
     (昼食)  → 地蔵岳往復(12:05〜12:30)
   千本檜小屋(13:00) → 薬師岳(13:10〜13:15) → 女人堂(14:05〜14:20)
 → 登山口(15:35) → 二十日石温泉「石打ユングパルナス」  → 帰宅


MAP

        
5.山行日誌

8月連休の8/12(水)、新潟県南魚沼市の八海山
(地蔵岳:1,707m)に向かった。
「八海山」は古くから霊山として崇められてきた。
越後駒ヶ岳、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山)の
1峰で、日本200名山のひとつ。

今回は一般向きコースで薬師岳(8合目)を越え、千本檜
小屋(9合目)までの往復。
大日岳(10合目)を含む八ツ峰(岩峰)コースは、上級者
向けで今回はパス。

   ◇   ◇

朝6時前に自宅を出発、関越自動車道・高崎IC →
六日町IC経由で7:50頃には「八海山ロープウェイ」
駐車場着。

ロープウェイの始発が8:30なので、ゆっくり準備をして
発車を待つ。
始発を待つ登山者は20人ほど、久しぶりの好天気を
待っていたようだ。
ロープウェイ料金は往復で1,800円、標高は山麓駅376m、
山頂駅:1,147m、標高差:771m。

ロープウェイ山頂駅(4合目)から、左手にある展望台に
登り周囲を眺める。
山の天気は晴れているが、下界の景色ははっきりとは
見えない。

6合目の女人堂までは低木の林の中を登り下り。
前日までの雨で登山道がぬかるんで、滑りやすい。

やがて女人堂という避難小屋に着き一休み。
ここから見上げる薬師岳の威容に、これから登る難儀が
よぎる。

ここから薬師岳への登りが今回の正念場、風は無風で
高温多湿、汗がしたたり落ちる。
30mほどの鎖場を登りきると、視界が開けて8合目に
あたる薬師岳山頂に着く。

360度の眺望で眼下に魚沼平野、越後三山はじめ上越、
只見の山々などが見渡せ、目的地の千本檜小屋後方
には八ツ峰の鋭鋒が続いて
いる。

千本檜小屋へは一旦、下って登り返すこと10分ほどで
着く。
台風の影響とかで管理人は不在のようだ。
対面にそびえる越後駒ケ岳はどっしりとした山容と谷の
深さで圧倒する。
ここで湯を沸かし、昼食をとる。カンカン照りで日陰の
場所もなく暑い。

昼食後、八ツ峰の一番手前に立つ地蔵岳に向かう。
鎖場を冷汗をかきながら必死でよじ登る。
地蔵岳頂上は狭く、切り立った絶壁で背筋が寒い。
ここの景色も四方さえぎるものがなく、絶景である。

NHK大河ドラマ「天地人」でオープニングのタイトルバック
最後の映像がこの地蔵岳。
主演の妻夫木聡さん(直江兼続)が山頂に立つシーン。
実際は千本檜小屋までヘリで行き、そこから10分ほどの
岩場を登ったとのこと。

千本檜小屋に戻り、一休みして下山開始。
午後になり気温は上昇、登り以上に暑さがきつい。

6合目の女人堂ではこれから下山する人たちが休息中で
ある。
登りでは結構、会話がはずんでいたが、下山途中では
言葉も少ないようだ。

ここから登山口までの道のりは、暑さ、疲労、単調で嫌気
がさす。
やっとの思いでロープウェイ山頂駅に着き、苦しかった
道のりを振り返る。

下りのゴンドラは、上りと違い観光客でごった返していた。
山麓駅の売店でソフトクリームを食べるがイマイチ、湧き水
の方がうまかった。

   ◇   ◇

ハイキングの後の温泉は登山口より少し離れた、「石打
ユングパルナス」という立寄り湯に入ってきた。
開放的な露天風呂の他に何種類もの温泉があり、疲労困
憊の体を癒すことができた。







女人堂より薬師岳





薬師岳より越後駒ケ岳





薬師岳より地蔵岳と千本檜小屋





山麓より八海山



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