平標山ハイキング紀行

1.日時:平成13年8月17日(金)
2.目的地:上越/平標山(たいらっぴょうやま)
        1984m
3.参加者:加藤正二

4.行程


(自宅) → (月夜野IC) → (元橋) → (松手山)
 → (平標山) → (平標・山ノ家) → (平標登山口)
 → (元橋)

松手山より平標山
5.山行日誌

今回、同行者の都合がつかず単独でのハイキングとなった。
自宅より関越自動車道で月夜野ICへ、国道17号で三国峠
を越えて苗場スキー場入口を過ぎると間もなく登山口となる
元橋。

駐車場は結構広い、たくさんのハイカーに備えてだろうか。
今日は十数台の車が駐車していた。自宅の天気は良かった
がこちらは曇り、雨が降らなければよいが。

今回のコースは松手山から平元新道を下るコースをとる。
まずは松手山への急な登りだ。途中、送電線の鉄塔で
一息、8月だというのに風が冷たい。登ってきた方を振り
返ると苗場スキー場やホテルが眼下に広がる。

やがて一つのピーク松手山に着く。何人かが休んでいたが
話の内容から東北地方から来た人ようだ。
ここから平標山へは草原を眺めての登り、山頂は雲におお
われて見えない。山頂近くは濡れるほどではないが霧雨の
状態で、やっとの思いで山頂に到着。

ガイドブックには山頂からの展望のすばらしさが書いてある
が、今日は見えない。山頂には20人ほど人が集っていた。
こちらは一人での昼食、やはり何人かで話をしながら食べ
ないと味気ない。

早々に昼食を済ませ、仙ノ倉山方面への巻き道経由で平標
・山ノ家に行く予定で出発。しかし、いっこうに巻き道の案内
表示が見えない。ガイドブックには15分ほどで分岐点とある
が20〜30分歩いても見当たらない。(後でわかったが巻き
道は自然保護の目的で廃道となった)

結局、元の平標山頂に戻り直接山ノ家に向かう。40分以上
のロスで疲れがどっと出た。

山頂から山ノ家への下りは登山道の土砂流出を防ぐためか
木の階段が組んであり、これを下ることになる。自然保護の
ためにはやむおえないかもしれないが、不自然な感じであ
る。

途中、休憩場所で休んだ時デジカメを忘れ、15分ほど下った
ところで気付き元に戻る。この時のロスが30分ほど、また
疲れが加速する。(精神的にもこたえる)

天気は少し回復し、三国山方面が見えてきた。
山ノ家から急な下りを一時間ほどで平標登山口に到着、水の
せせららぎの音が聞こえ一息。
ここから林道を一時間ほどで出発地の駐車場に着いた。

車のフロントにハイカー向けの立寄り湯のビラがあったが、
その手にのるのもどうかと思い、来る時に看板を見た「猿ケ
京温泉テルメ国境」に入った。汗を流すだけならいいが、
ゆったりとくつろぐにはイマイチという感じだ。登山口近辺の
温泉の方がよかったかもしれない。

今回のハイキング、久しぶりの単独行となったがわびしい
面もあった。苦しくてグチをいう相手もいない、達成感を伝え
る相手もいない。
やはりハイキングは気の合った仲間と行くのがいいようだ。





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