プロ棋士指導碁会(2001/06)
★平成13年6月プロ棋士指導碁会
●日時:平成13年6月23日(土) |
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「五段 桑本 晋平(クワモト シンペイ)」 プロフィール 昭和47年6月5日生。島根県。 本間明男七段門下。 平成4年入段、 7年二段、8年三段、 10年四段、11年五段。 10年棋聖戦三段戦優勝。(東京都新宿区) |
指導対局:
指導対局は8名が対戦し、1勝7敗と大きく負け越した。
前回4勝3敗と挑戦者が勝ち越したので、プロも本気を出したので
しょうか。(笑)
その中で一人気を吐いたのが逸見氏、プロに4子で完勝。普段の研
究の賜物でしょう。(拍手!!)
●対局結果
No | 氏名 | 置石 | 勝敗 | No | 氏名 | 置石 | 勝敗 |
1 | 武田 正久 | 6子 | ● | 5 | 福田 康夫 | 7子 | ● |
2 | 西澤 武久 | 6子 | ● | 6 | 門川 滋 | 6子 | ● |
3 | 今崎 一雄 | 5子 | ● | 7 | 羽鳥 和夫 | 7子 | ● |
4 | 逸見 高明 | 4子 | ○ | 8 | 加藤 正二 | 5子 | ● |
囲碁講座(部員棋譜解説):
1.(羽鳥:福田)戦
2.(加藤)対戦譜
3.(逸見)対戦譜
・今回部員の対局譜3局をプロに解説していただいた。
プロの視点から見た部員の着手についての問題手、好手等分かり易く
解説していただいた。
ただ、後半は一部の人のみが興味を持ったようで、もっと積極的に質疑応答
があればよいと感じた。
●今回の指導碁を機に、部員一同更に切磋琢磨し棋力向上を願う次第である。
普段対局中心の部活動ですが、上達のためには「対局」と「研究」を5分くらい
の配分で行うべきでしょう。
(実行委員:加藤)
●逸見高明氏コメント 桑本プロの全勝を辛うじて阻止し貴重な金星を挙げた逸見です。 「囲碁上達の秘訣」なる本に必ずと言っていいほど書いてある 『上手の石音がした 方向だけを見て着手しないで、手を抜くことを考える』 が、今回はわりあいよく実践で きたと自分では思っています。一方で普段、手抜きが過ぎるゆえによく上手/下手に 潰されたりもしてますが・・・(笑) 本譜に関しては”勝ったから見せびらかしたい”のではなく、普段から棋風がおとな しく、かつ上手に素直な!? 囲碁部のみなさんの 『プロに勝つためにはこれくらい ”上手の着手に付いて行かない” 反骨精神がないとダメ!』 というのの1つの参考 になればと思いました。 手順を追ってみると黒も手抜きをして他の大所へ回っているので、きっと白のみなら ず黒の方の着手も探さないといけないと思います。 プロの先生相手に置石1つでも減らせる、ようみんなで頑張りましょう!! |
プロ棋士指導碁会2001/06 スナップ
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