マレーシア/ペナン訪問レポート

     (2008/04/11〜04/15)          2008/04/24 作成




   ペナン島の朝 (ホテル前の浜辺より)


    ホテルのバルコニーで対局


逸見、吉田、加藤のマレーシア/ペナン・ツアー


                                加藤 記

4月11日から5日間のマレーシア/ペナン・ツアーに行ってきました。

囲碁部メンバー(逸見、吉田、加藤)と家族を含めて7人のツアーです。
観光・食事・ショッピングがツアーのメインでしたが、現地の小倉さんがバン・タイプの車であちこちをこまめにガイドをしてくれました。
本当に「Terima kasih(ありがとう)」です。
碁縁がこんな形のイベントになるとは、思ってもいませんでした。

■マレーシア/ペナン島概況

---以下、マレーシア航空HPより抜粋---

ペナンは南北に24km、東西に15kmのマレー半島西に浮かぶ島で東洋の真珠と呼ばれ、マレーシアを代表するリゾートアイランドです。
人口は約60万人。そのうち、約70%を華人(中国人)が占めており、マレーシアの中でも最も華人が多いところです。
ペナン島は観光地とリゾートの二つを兼ね備えた都市でグルメやショッピングなど様々なアクティビーが楽しめます。

   ◇  ◇

◆マレーシア/ペナンの観光地、生活、食べ物について

●寺院
寝釈迦仏、極楽寺、ビルマ寺院、インド寺院などを見物しました。
建物はいずれも極彩色、仏像は大きく目をパッチリ明けて、日本の寺院とずいぶん印象が異なります。
好みもあるでしょうが、日本形式の方が落ち着きますね。

●テーマパーク
バードパーク(鳥公園)、バタフライ・ファーム(蝶博物館)、トロピカル・フルーツ・ファーム(南国フルーツ農場)など訪れました。
日本にも同じようなテーマパークがありますが、日本のそれより規模は大きく見ごたえがあります。
それでも2回、3回と訪れたいほどではありませんね。

●景観
白亜の教会、市庁舎など英国様式の建物が南国の空に映えます。
ケーブルカーで登るペナンヒルからの街並、海峡、橋の眺望はなかなかのものです。
ヤシの木が茂る浜辺からの朝日、夕日も南国情緒があり旅情を感じさせます。

●生活様式など
モーニングマーケット(朝市)、夜店、屋台風の食堂などで買物や食事をしましたが、ペナン庶民は活気があり生活力も旺盛という印象でした。
街中のショッピング・センターにも行きましたが、こちらは日本の雰囲気とほとんど同じでした。また若い人のファッション・センスも現代的で日本と変わないと思います。
生活レベルは一部の華人以外は発展途上で貧富の差もあるようです。

●食べ物
屋台のような食堂(中華系)、海鮮料理、タイ料理、インド料理などで食事をしました。
中華系は日本に比べ甘いようで、糖尿病も多いと聞きました。
タイ料理、インド料理はよく分かりませんが、本場とは少し違う印象です。
フルーツの王様といわれるドリアン、季節的にはもう少し後のようですが若いのを食べました。一言では表現できない不思議な味でしたね。
全体的には日本に比べやや大味な感じで、個人的には日本食に軍配が上がると感じました。

●まとめ
マレーシアはまだまだ発展途上の印象ですが、日本にはない活気・熱気が感じられます。
どのように発展するのか未知数ですが、国民が生き生きとしているような国になってほしいものです。
「アジアの風」が平和で豊かな地球に変身するエネルギーになること願っています。

◆囲碁対局

今回のツアー、当初は「囲碁」も目的でしたが参加メンバーの関係で観光の合間をみて対局するのが精一杯。それでも4人で6局対戦しました。
その中で、ホテルのバルコニ−で打っているとき突然、猿が数匹現れたのにはビックリしましたね。慌てて部屋に避難し、係りの人が追い払ってくれました。
あと帰りの飛行機の中でも打ちました。携帯用のマグネット碁盤でしたが、石が混んでくるとサイズが小さく目的の地点に置くのに一苦労です。1局打って疲れました。

ペナンの日本人会でも囲碁サークルがあったようですがHPを見たら休部となっていました。
一方、クアラルンプールの日本人会では定期的に活動しているようです。

◆ツアーを終えて

ペナンから帰って10日ほど経ち、仕事や家事など現実に引き戻されて汲々としていますが、東南アジアの異文化に接していろいろな面で刺激を受けました。
また今回参加したメンバー、現地で案内をして頂いた方々、いろいろハプニングなどありましたが普段の生活では得られないようなコミュニケーションがができたように思います。


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