★★★ 東日本都市対抗囲碁大会 ★★★
●日時：平成１７年８月５日（金）、６日（土）
●場所：神奈川県箱根町・箱根プリンスホテル
●主催：毎日新聞社、財団法人日本棋院
●参加者：１２６名（１８都市チーム・７名／チーム）
７人で家族形成？？／横浜市∨
東日本都市対抗大会が８月５、６日の両日、神奈川県箱根町の「箱根プリンスホテル」で開
かれ、決勝は横浜市（神奈川）が甲府市（山梨）を５－２で破り初代の優勝に輝いた。
出場は東北・関東・甲信越・静岡の代表１８都市。選手、付き添いの家族らを含め１６０人が
参加した。
この大会は毎日新聞社などが神奈川県箱根町で榧の再生を目指す森づくり「盤樹の森」の
事業に併せて囲碁の普及を図る目的で企画された（文部科学省、神奈川県など後援）。
チーム構成がシニア（７０歳以上）、成人男子、女性、高校生、小中学生の７人で構成される
のは、これまでの大会に見られないユニークさで面白い。大きなファミリー対抗戦に映る。勝ち
残るにはメンバーの棋力のバランスとチームワークが不可欠だ。
会場は往年鳴らした古豪、県代表の強豪、アマ女流で活躍したお母さんたちに交わり腕自慢
の子どもたちの活気であふれていた。
「こんな大会があるとは知らなかった。家族的な和やかな雰囲気が伝わってくる」と挨拶に立っ
た梅沢由香里五段。
「この大会が起爆剤となつて停滞気味の碁界に新風を吹き込んで欲しい」と、さいたま市のシニ
ア選手貴堂資彦さん（埼玉県支部連合会事務局長）。
競技は１日目のブロック別リーグ３回戦による予選を経て、各ブロック１位の４チームが２日日の
決勝トーナメント戦に進出する。手合は総互先、持ち持間４５分のルール。
優勝した横浜市チーム（草鹿東武、府川浩二、竹内貴弘、野村園美、渡邊拓未、藤野雅也、宮
本千春各選手）は予選リーグ戦では圧勝したが、準決勝では前橋市（群馬）と、最終の女性同士
の一局で決着するというきわどい勝負だった。
２日目には決定戦に残れなかった選手を対象に梅沢五段と原田実元アマ本因坊の指導碁があり、
大勢のギャラリーが熱心に観戦していた。 （山本）
成績は次の通り。
①横浜市②甲府市③盛岡市④前橋市⑤秋田市⑥仙台市⑦新潟市⑧つくば市
（週刊碁 8月29日号より）
◇ ◇ ◇
前橋市は４位に入賞
◎前橋市（群馬県）の成績
★予選（Ｃブロック）で３勝０敗、１位で決勝トーナメント進出
★決勝トーナメントで横浜市、盛岡市に敗れ４位
最終結果
★東日本都市対抗戦：第４位（トロフィーおよび各選手にメダル）
★個人成績：全勝賞２名（高山博厚、石井成幸に楯）
◎参加選手
・シニア：高山博厚 ・成人男子：石井成幸、佐藤義栄 ・女性：野村京子
・高校生：山口要 ・中学生：笹口和秀 ・小学生：木部夏生
◇ ◇ ◇
大会成績
ブロック別対戦成績