★★★ アマ本因坊戦 群馬大会 ★★★
●日時:平成18年6月18日(日)、25日(日)
●場所:群馬県生涯学習センター
●主催:毎日新聞社主催、日本棋院県支部連合会後援、佐川急便協賛
●参加者:58名
◎決勝トーナメント(6/25)
*** 長谷川義則さんが優勝 準優勝は小暮智さん ***
アマチュア囲碁界の日本一を決める「佐川急便杯第52回全日本アマチュア本因坊決定
戦」(毎日新聞社主催、佐川急便協賛)の県大会(日本棋院県支部連合会後援)の決勝トー
ナメントが25日、前橋市文京町の県生涯学習センターで行われた。
決勝は長谷川義則さん(56)=高崎市=と、小暮智さん(54)=太田市=が対局。接戦
の末、長谷川さんが6年ぶり4度目の優勝を果たし、8月18日から日本棋院(東京・市ケ谷)
で開かれる全国大会への出場を決めた。
この日は準々決勝から始まり、3位決定戦を含め計8局の熱戦が繰り広げられた。
決勝は3位決定戦とほぼ同時に始まり、会場は真剣勝負に静まり返った。序盤は小暮さん
が優勢に展開。だが、小暮さんが対局後「あの一手に尽きる」と悔やんだ場面から、形勢は
逆転。粘りを見せた長谷川さんが一気に攻め立てた。
長谷川さんは「相手は頑張りすぎて冷静さを失ったのでは。自分は情勢が不利になると、
ヤケになって、逆に良いリズムで打てる」と淡々と振り返り、「全国大会ではまず1勝したい」
と抱負を述べた。長谷川さんは囲碁歴37年。大学時代、学園紛争で授業がなくなり、
時間を持て余して、囲碁好きの父に勧められて始めたという。
◎ベスト8選抜戦(6/18)
ベスト8選抜戦は小学生2人を含む県内の58人が出場。予選となる1〜3回戦が行われ、
8人が決勝トーナメントに進出した。
抽選で8ブロックに分かれ予選を実施。最年少出場者の藤岡市立藤岡第二小5年、
本木克弥君(10)=藤岡市藤岡=は、同年齢の孫がいるという伊藤義昭さん(73)=
前橋市高花台=と対戦。勝って「相手の考えを読みながらじっくり攻めるのが楽しい」と
声を弾ませた。来年からは日本棋院生になるという。伊藤さんは「子どもは頭の回転が
速く、ひらめきも良いので怖い。序盤のミスを突かれた」と苦笑いしていた。
また、初戦で敗退した渋川市立長尾小6年の小沢弘季君(11)=渋川市白井=は「大人
との対戦は慣れないので緊張した。(相手は)攻撃の種類が多く勉強になった」と悔しさを
にじませた。
−−− 「
毎日新聞」より抜粋 −−−
アマ本因坊戦県大会2006/フォトアルバム
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●ベスト8決定戦(1回戦〜3回戦)