●○● 天声人碁 ●○●
2006年5月
2006-05-30 「朝日アマ囲碁名人戦県大会(2)」
先日(5/28)、「朝日アマ囲碁名人戦県大会」の準々決勝〜決勝戦があり、先週の
予選に引き続きお手伝いしてきました。
決勝はベスト10常連の辻井さんと小学校5年の本木君。
小学生が決勝に残ったことで観戦者の注目を浴びていましたが、本木君も力尽きた
ということでしょうか優勝は辻井さん、準優勝は本木君となりました。
今大会の波乱は準々決勝、全国大会常連の強豪(石井)対今回優勝の(辻井)戦。
石井さん優勢の局面で終盤を迎えていましたが、両者ほとんど持ち時間(1人60分)
がない状態。結局、石井さんが時間切れで無念の敗退となりました。優勢で時間切れ
負けというのは悔しいでしょうね。
今大会ではほかにも時間切れというケースがありましたが、いずれも敗勢の方が時間
切れということでした。
時間との戦いも勝敗に大きく影響するようです。でも準優勝の本木君はほとんど半分
くらいの時間で打っていましたね。
2006-05-28 「ヨセの重要性(風鈴会)」
昨日(5/27)は定例の「風鈴会」の日、今回の講座のテーマは「ヨセ」でした。
アマの場合、ヨセの巧拙が勝率に大きく影響することは分かっていても、なかなか
勉強する意欲がわきません。
「この手何目」という計算が面倒なんです。でも高段をめざすならヨセの計算は必須
科目です。
ヨセの重要性を再認識した今、改めて研究してみようかという気持になってきました。
2006-05-26 「初段の常識 脳を鍛える120問」
◆書籍紹介
・「初段の常識 脳を鍛える120問」小松藤夫(著)
・発行年月 2006年1月 価格(税込) 800円
・目次
第1章 石を取る手筋33
第2章 攻め合いの手筋40
第3章 切断の手筋23
第4章 連絡の手筋24
◇ ◇ ◇
この本は駅での待ち時間に、近くの本屋で購入しました。800円と手頃な値段が
うれしいですね。
今トイレの棚に常備されており、時間があると眺めていますが脳のトレーニングに
なります。図も大きいので見やすく、適当だと思います。
囲碁関係の書籍は結構出版されていますが、あまりヒット作はないようです。
県内の地方新聞で囲碁欄を担当している方が、今まで新聞に掲載した中から
「感動の好局 百選」とうい本を出版することになりました。
私も予約注文しましたが、千部は出ないと回収できないとこぼしていました。
でも「資料・記録」として残るとういうことは、お金では変えられない大きな意義が
あると思います。
2006-05-23 「LG杯 世界棋王戦本戦/日本勢退陣」
韓国主催の「第11回 LG杯 世界棋王戦本戦」の2回戦が5月17日、韓国ソウルで
行われ、ベスト8(凖々決勝)に進出したのは韓国3名、中国4名、台湾1名。
山下棋聖、高尾本因坊、河野天元の日本代表3名は姿を消した。
(日本棋院HPより抜粋)
◇ ◇ ◇
本棋戦の過去の優勝者は韓国6、中国2、日本2(王立誠、張栩)となっています。
今期の日本勢はベスト8進出ならず、「冬の時代」はしばらく続きそうです。
◇ ◇ ◇
本棋戦はソウルで行われました。韓国というと韓国料理ですがどうも「辛い」という
イメージがあり、敬遠してしまいます。
半年ほど前になりますが、韓国のソフトウェア技術者の女性が私の職場でしばらく
仕事をしており、韓国事情をいろいろ教えてもらいました。
その中で印象に残ったのは徴兵制の話でした。男同士が集まると必ず兵役の話が
出て、女性はつまらないということでした。
今、日本の若者が兵役についたら、かなりの落伍者が出るような気がします。
その一因は「権利と義務のバランス」が歪んでいるからではないでしょうか。
2006-05-22 「朝日アマ囲碁名人戦県大会(1)」
昨日(5/21)は「朝日アマ囲碁名人戦県大会」の予選があり、運営をお手伝いして
きました。
昨年までは朝日新聞主催の「アマ囲碁十傑戦」でしたが、今年から「朝日アマ囲碁
名人戦」として主催が朝日新聞・日本棋院となりました。
参加者は56名とやや減少気味でしたが、注目は小学校5年の本木君。1〜3回戦を
勝ち抜いてベスト8入りし、来週(5/28)の準々決勝にのぞむことになりました。
1〜3回戦はいずれも60歳代半ばの強豪でしたが、手が見えるのが速く相手が打つ
とすぐに打ち、持ち時間ではいつも相手の半分くらいでした。
それにしても小学生の相手というのはやりづらいでしょうね。他の小学生に勝った選手
が「子供を打ち負かすのは、心苦しい」と言っていましたが気持ちは分かります。
でもそうした試練が糧となり成長するものだと思います。子供に甘くなっている最近の
風潮ですが、厳しさも愛情だと思います。
2006-05-20 「怒涛の譜(第8局)力戦をかわす」
※加藤正夫精局集「怒涛の譜」 より譜の内容、コメントを順次記載 していきます
■第23期本因坊戦三次予選/S42(1967)/06/29
■黒 加藤正夫 四段 : 白 榊原章二 八段 (4目半コミ出し)
■結果:黒番:加藤、254手完 黒6目半勝ち
■三次予選にワク抜けしての第1局。
榊原は大正15年生まれ。名人、本因坊リーグ通算4期の実績を持ち、屈指の力戦家。
門下に片岡聡、大垣雄作らがいる。
■新聞解説
・力戦でなる榊原を相手に、終始堅実に打ち進め、悪手らしい悪手のないまま押し切った。
・白の追い込みがきかなかったのは、全体的に黒が厚かったからだろう。
・「黒番は一流棋士に対しても遜色のないことが実証された。加藤の白番の碁を一局見たい
ものである」
と新聞観戦記。当時の本因坊戦のコミは4目半、4目半では黒が打ちやすいとの見方が
広がりつつあったようである。
■コメント
・榊原プロは平成11年に引退していますが、現在も囲碁教室などで指導しているようです。
・テレビの囲碁番組でよく解説をしていました。アマにも分かり易く、ソフトな語り口で親しみ
がありました。
2006-05-18 「サウスポー棋士」
先週(5/14放送)のNHK杯は関西の倉橋正行九段が中部の小県真樹九段を中押しで
破りました。
小県九段はサウスポーです。左利きの棋士としては苑田勇一九段、井山裕太七段など
が思い起こされますが、いずれも関西ですね。
私も時々左利きの人と対戦することがありますが、なんとなく違和感を覚えます。偏見で
しょうか。
野球選手では左利きのスターが多いようですが、ゴルフはほとんど右利きのプレーヤー
です。でも今年のゴルフ・マスターズ優勝は、数少ない左利きプレーヤーのフィル・ミケル
ソンでしたね。
右利きか左利きか、これって親の方針が一番影響すると思います。
親の信念が希薄になる傾向にある昨今、これからサウスポーが増えるかもしれませんね。
2006-05-16 「本因坊戦第1局/高尾本因坊が先勝」
第61期本因坊決定戦七番勝負の第1局は5月8日から札幌市で行われ、高尾紳路
本因坊(29)が挑戦者の山田規三生九段(33)に白番中押し勝ちし、先勝した。
第2局は5月29、30日、三重県鳥羽市で行われる。
山田は1日目の進行に手ごたえを感じていたが、2日目になってリズムを崩し、敗戦を
喫した。初の2日制対局を体験し、教訓を生かして第2局で巻き返しを図りたいところだ。
<高尾本因坊の話>
1日目は全然ダメで、2日目に入ってもずっと悪かったでしょう。左上のコウ争いが勝負
だと思って頑張った。2回目のコウに勝って勝ちになったかなと思った。
<山田九段の話>
1日目の進行は行けそうかと思っていた。右辺の攻防で逃げられる手をまったく考えて
いなかった。軽率でした。その後はよくありません。
(毎日新聞より抜粋)
◇ ◇ ◇ ◇
関西の期待を背負った山田九段、二日目午前の失着から崩れてしまいました。ミスの
あと体制を整えればまだ勝負になったようですが、動揺したのでしょうか敗戦の道をた
どってしまいました。
一方の高尾本因坊、一日目の苦戦からじっとチャンスを待ち、相手の失着後は万全の
体制で寄り切った一局のようです。
かつて「ブンブン丸」と呼ばれた挑戦者:山田九段VS「重厚戦車」:高尾本因坊の
七番勝負は始まったばかり、今後の熱闘譜を期待しましょう。
◇ ◇ ◇ ◇
今回の対局地は北海道札幌市。札幌にはおいしい食べ物がたくさんあります。
札幌ラーメンについて (札幌観光ガイドより抜粋)
札幌は味噌ラーメン発祥の地である。
味噌味のスープにラードをきかせ、炒めたシャキシャキのモヤシと野菜。そのスープ
にも具にも負けない「こし」のある中太のちぢれ麺。それが、札幌味噌ラーメンのスタン
ダードだ。
戦後の昭和20年代、創成川沿いにはいろいろな屋台が並んでいた。当時、塩と醤油
ラーメンしかなかったが、日本古来の味噌を使う「味噌ラーメン」を昭和30年頃発案。
野菜不足の冬も、モヤシなら手に入る。こってりした味噌ラーメンは、体を温め、寒い
北海道に瞬く間に広がった。
◇ ◇ ◇ ◇
私が味噌ラーメンを始めて食べたのは昭和40年代の前半だと思います。
その頃、都心で夕方から仕事をして帰りは夜の10時頃になることが多く、国分寺駅近
くの「サッポロ・ラーメン」でよく食べました。味噌ラーメンはまだ珍しい頃で、寒いときに
食べる味噌ラーメンは体が温まりホッとしたものです。
でも今考えると名前は「サッポロ・ラーメン」でしたが、ご当地の「札幌ラーメン」とは違う
ように思われてきました。
ご当地のラーメンと違うかもしれませんが、うまかったのは事実です。
2006-05-15 「置碁の心理(風鈴会)」
昨日(5/14)は定例の「風鈴会」の日、今回の講座のテーマは「プロとの3子局解説」
でした。
鈴木プロと高段の会員との3子局を「上手の立場、下手の立場」からの考え方につい
ての解説でした。
3子局あたりでの実力差はわずかなので、上手は「損をしないで相手が疑問を持つ
ような手を打つ」ということでした。しかし、これにはかなり高度な技術が必要だと思い
ます。
一方、下手の立場からすれば「上手の意図を理解して、分かりやすく打つ」ということ
でしょうか。
◇ ◇
講座のあとの一般対局では一局目を勝ち昇段しました(前回から3連勝で昇段)。
といっても入会時(半年前)の段位に戻しただけのことです。
入会当初はその会の雰囲気に慣れていなかったこともあり、2ランクも落としてしま
いました。
どんなグループ・団体でもそうですがその場の雰囲気に溶け込むには結構時間が
かかります。(その人の資質にもよりますが・・・)
囲碁のグループ・団体には色々な雰囲気やカラーがあります。
私が運営に携わってきた囲碁部は企業を母体としているためか、どちらかといえば
真面目(堅い)な方だと思います。
モットーは「棋力向上と部員の親睦」ですが、年齢構成が上がるにつれ「親睦」の方
に重心が移っているようです。
2006-05-13 「県内高校囲碁個人戦/2006」
今日は先週に続いて県内高校囲碁の個人戦を見てきました。参加者は65人、昨年が
75人ですからやや減少しています。
上位の数人は五、六段クラスでレベルは上がっているようですが、底辺拡大という意味
では先細りが心配です。
先日ある人が、「学校の先生で囲碁が打てる人が少ないのが問題だ」といっていました
が、学校の囲碁クラブで指導者の不足は致命的だと思います。
民間で囲碁指導の経験者にお願いすればいいと思いますが、敷居が高いのでしょうか。
囲碁に限らず教育関係組織と企業関係組織はもっと人材交流や情報交換を深めるべき
だと思います。
2006-05-11 「伝説の碁打ち・本因坊秀策」
連休中の5月6日(土)、 NHK/BS2で「伝説の碁打ち・本因坊秀策」が放送されました。
以下、「日本棋院HP/Pres Room」より抜粋
『伝説の碁打ち・本因坊秀策』
江戸時代に実在した伝説的な強さを誇る棋士・本因坊秀策。その人生ドラマを追いな
がら、秀策の棋譜をCGで再現する異色の囲碁歴史ドキュメンタリー番組。囲碁の初歩
的なルールと勝負の醍醐味が分かる、囲碁の初心者向け番組です。
秀策は、今の広島県安芸市の出身、幼い頃から囲碁の才能を発揮し、本因坊家の
跡目となり、江戸城で行われる御城碁で十九連勝無敗という不滅の大記録を打ち立て
ました。秀策の棋譜は数多く現存していますが、そのうち「耳赤の一手」で有名な井上
幻庵戦をはじめ、数局をコンピュータ・グラフィックスで再現します。
◇ ◇ ◇
前半は「囲碁のルール」や「囲碁による脳の活性化」など初心者向けの内容で、やや
退屈気味でした。
後半は本因坊秀策の生涯を、歴史的背景をまじえての解説で面白い内容でした。
棋譜解説は初心者でも分かるように工夫されおり、よかったと思います。ただゲーム
感覚の効果音は煩わしいと思います。
34歳のときコレラで亡くなりますが、この若さで生涯を終えたことが悲運の棋士として
囲碁ファンから支持を得ているのでしょう。
この放送を見て感じることは「この頃の専門棋士は命がけで打っていた」ということで
しょうか。時代が進むにつれ「使命感」が薄れていくように思われます。
2006-05-09 「町内5月度囲碁大会」
先日(5/6)、私の居住する町内の囲碁大会があり参加してきました。
今年になって3回目の大会ですが連休中ということもあり、参加者は17名と前回より
減っていました。
この町に住んでいる以上、少しでも役に立てばとこの団体のホームページも作成しま
した。
今までは勤務先の囲碁グループがメインでしたが、これからは地域のグループにも
積極的に参加して「囲碁ネットワークの輪」を広げていきたいと思っています。
2006-05-08 「CSK杯/中国が優勝、日本は3位」
日中韓台の東アジア4カ国・地域の棋士が団体戦で優勝を争う第5回CSK杯囲碁
アジア対抗戦は5月3日、大分県日出町で3回戦10局が行われ、中国チームが初日
から3連勝で2年ぶり2回目の優勝を決めた。日本は台湾を下して3位に入った。
リーグ最終戦となる3回戦は中国―韓国、日本―台湾の組み合わせ。このうち、連勝
チーム同士の直接対決となった中国―韓国戦は3―2で中国が勝利し優勝、韓国は2位。
日本は高尾紳路本因坊―張栩名人・王座の主将戦は落としたものの、山下敬吾棋聖、
依田紀基碁聖、河野臨天元、結城聡九段の4人が勝ち、3位の座を死守した。台湾は
初日から3連敗となり、最下位に終わった。
(日経囲碁Webより抜粋)
◇ ◇ ◇
日本チームは残念ながら3位でした。現時点での囲碁勢力図そのままの結果といえ
そうです。
このところ中国の活躍が著しく、韓国はやや停滞気味のようです。中国は国家レベル
のバックアップで、これからも囲碁界をリードしていきそうです。
日中韓台、政治的には決して良好な関係とはいえませんが、今後もこのような文化交流
で友好関係を築いてほしいものです。
2006-05-07 「小中学校囲碁団体戦/2006」
今日(5/7)は小中学校の囲碁団体戦県大会&認定大会が行われました。
参加者は65名と昨年より減少(昨年は114名)していますが、これは開催日が連休中
だったのと、中学団体戦が別の日に行われることになった影響ではないかと思ってい
ます。
ただ、高校囲碁大会も減少傾向にあり「ヒカルの碁」効果が薄れつつあることは実感
できます。
この減少傾向の流れをどう打開するか、難問ですが関係者が知恵を絞って取り組む
テーマと思案中です。
それでも小中学生が目を輝かして盤に向かっている姿や、昇級した少年少女たちの
笑顔に元気の素をもらっているような気がします。
2006-05-06 「県内高校囲碁団体戦/2006」
今日、午前中は県内高校囲碁団体戦の取材、午後は町内囲碁大会、夜は明日の
小中学生囲碁団体戦の準備と忙しい一日でした。
高校囲碁団体戦(1チーム3名)は男子が8チーム、女子が4チームと昨年とほぼ同じ
規模でしたが、他の部活動に較べると、まだまだマイナーな部活動という位置づけな
んでしょうね。
高校のクラブ活動の目的はいろいろあるでしょうが、「集団生活におけるマナーや規律
の育成」、「論理的な物の考え方の実践」などが重要な要件でしょう。
その意味では「囲碁」はクラブ活動として有益な分野だと思います。
教師、親、先輩など周囲の方々がもっと囲碁に理解を示してくれるよう、継続的なPRが
必要だと思います。
2006-05-05 「新緑ハイキング(2)/戸神山」
山麓から望む戸神山
今日(5/5)も昨日に続いて軽ハイキング。本日は沼田市近郊の「戸神山」、山麓から
2時間強の家族向けコースということです。
山麓から見る山容はピラミッドのようで、近くの人たちからは「三角山」と親しまれてい
るようです。
山頂からは赤城山、子持山、榛名山、そして残雪の武尊山が一望できる眺望にめぐま
れた山です。
私たちは南側登山口から登り、北側の集落に下山して一周するコースでしたが、周辺の
のどかな景色も気持をなごませてくれます。
下山後は公共の「日帰り温泉」で体を癒し、帰路につきました。
◇ ◇ ◇
今日は「子供の日(端午の節句)」、住宅地から離れた集落では「鯉のぼり」が元気に
青空を舞っていました。
日本の原風景のようで、いつまでも残してほしいやさしい風景ですね。
2006-05-04 「新緑ハイキング(1)/稲村山」
山麓から望む稲村山
今日(5/4)はハイキングに行ってきました。上信方面/碓氷峠の入口にある「稲村山」
です。
この山は7、8年前にトライしたのですが、天気が悪くコースを間違えてそのまま帰宅
した記憶があります。そんな思い出もあり、いつかは登ってみたいと思っていました。
麓から往復2時間弱のコースですが、今回は天気もよく道標も整備されており、間違え
ることなく山頂に立つことができました。
山頂からは「残雪の浅間山」、「けわしい山容の裏妙義山・高岩」、「眼下には渋滞気味
の上信越道」が望めます。
しかし山頂は車の騒音とハチなどの虫も多く、長居は無用と10分ほどで下山してきま
した。
11時過ぎに下山し、帰路は国道18号を高崎方面に向かったのですが、対向車線の
軽井沢方面に向かう車は渋滞の列で大変そうでした。
ニュースでも「○○方面は××キロ渋滞」などと繰り返しており、連休中に「そんな思い
までしてどうして出かけるのか?」と思います。
でも「苦労があるから、意義がある」という考え方もあるのかもしれませんね。
2006-05-02 「ゴールデンウィーク/2006」
今年、私の5月連休は4/28(金)〜5/7(日)の10日間で、前半分が終わったところです。
天気のいい日は利根川べりを、一時間ほどサイクリングしています。川の瀬の音を聞き
ながらのサイクリングはよい気分転換となります。
途中、色々な草花や鳥などと出会います。白やピンクのハナミズキ、黄色の菜の花はもう
最盛期を過ぎようとしており、その他に紫色の草花の群生も見られます。
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菜の花 |
連休後半は高校囲碁大会、町内囲碁大会、小中学生囲碁団体戦の予定があります。
その他にもハイキングを予定しており忙しくなりそうです。
2006-05-01 「囲碁四天王、ニックネーム決定」
日本棋院で募集していた「四天王のニックネーム」が決定。
・山下敬吾 棋聖 :「フルスィング」
☆講評:山下棋聖のパワフルさをい一言でよく現しています。
・張栩 名人・王座:「韋駄天」
☆講評:仏法の守護神の一、「韋駄天」は足の速い神様。張名人の棋風にピッタリ
ですね。
・高尾紳路 本因坊:「重厚戦車」
☆講評:高尾本因坊はその棋風からか厚みにまつわるネームが非常に多かった。
・羽根直樹 九段 :「忍の貴公子」
☆講評:忍は羽根九段の父君、泰正九段の師匠島村俊宏九段が「忍の棋道」と
呼ば
れていました。貴公子はただただ風貌からでしょう。
(週刊碁より抜粋)
◇ ◇ ◇
ニックネームとして考える場合、やはり「棋風」が一番ですね。あとは「風貌」、「出身地」
などでしょうか。
「四天王のニックネーム」が囲碁界だけでなく、広くマスコミなどに浸透してほしいものです。
◇ ◇ ◇
将棋棋士では以下のようなニックネームがあるようです。それぞれ特長を現していると
思います。
・羽生 善治「羽生マジック」
・谷川 浩司「光速流」
・森内 俊之「鉄板流」
・佐藤 康光「緻密流」
・米長 邦雄「泥沼流」