ハイキング紀行

1.日時:平成20年8月15(金)

2.目的地:上信/水ノ塔山(2,202m)
  ・東篭ノ塔山(2,227m)
3.参加者:参加者:2名(加藤ペア)
4.行程(コースタイム)

自宅(6:50) → 高峰温泉(9:00)
 → 水ノ塔山(10:00)
 → 東篭ノ塔山(11:00〜11:45)
 → 池の平入口(12:15〜12:35)
 → 高峰温泉(13:20)


5.山行日誌


月連休の8/15(金)、上信/高峰高原にある「水ノ塔山・
篭ノ塔山」に出かけた。

朝7時前に自宅を出発、上信越道・藤岡IC→小諸IC経由
で高峰温泉・駐車場に到着。仕度を整え9:00に歩き始
める。
天気は曇りで稜線の眺望も期待薄である。

   ◇  ◇  ◇

最初の15分ほどの登りは森林帯の中で、右手にスキー場
のゲレンデが見え隠れしている。
やがて樹林帯が途切れて後方には高峰温泉やスキー場が
見えるが、山頂方面ははっきりしない。
この付近はウグイスをはじめ鳥のさえずりが賑やかである。

水ノ塔山頂への後半20分ほどの登りは結構急だが、周囲
は開けており高原の風が心地よい。

水ノ塔山頂は岩塊が堆積した狭いところで、北方群馬県側
は低木で展望がきかないが、南方長野県側は開けている。

薄曇りの天候で浅間山や八ヶ岳方面は見えないが、近くの
高峰高原付近は見渡せる。

天候がイマイチで篭ノ塔方面への縦走を迷ったが、時間も
余裕があり行くことにした。

   ◇  ◇  ◇

東篭ノ塔へは水ノ塔山頂からいったん下って、「赤ゾレ」と
呼ばれる崩壊地の横を進む。
南側は断崖になっており注意が必要であある。
天候は回復傾向で東篭ノ塔の山容もはっきり見えるように
なった。

東篭ノ塔の直下より急斜面をひと登りで東篭ノ塔山頂。
快晴とまではいかないがまずまずの天気で、眺望もよい。

西に湯の丸山、烏帽子岳の山々、西南の眼下には
池の平湿原。
南は八ヶ岳方面や小諸市街だがはっきり見えない。
東は登ってきた水ノ塔山と雲に隠れた浅間山。
北の眼下には嬬恋のキャベツ畑、田代池が薄っすらと
見える。
西北は西篭ノ塔山と遠く四阿山がなどが眺められる。

清涼な空気のもとで昼食。定番のおにぎり、みそ汁、コー
ヒーで空腹を満たした。

山頂での展望を満喫したあと、池の平湿原入口に下山を
開始。30分ほどで駐車場に着いた。

   ◇  ◇  ◇

駐車場は連休ということなのか、かなり混み合っていた。
連休中はシャトルバスが高峰温泉まであると聞いていた
が、土・日のみとのことで、仕方なく「湯の丸高峰林道」を
歩く。

林道の周辺はヤナギランが多く咲いている。
未舗装のため、ときおり自家用車がほこりを立てて走り
去る。
45分ほどで登山口に到着。暑い中、単調な車道歩きは
苦痛であった。

   ◇  ◇  ◇

ハイキングの後の温泉は登山口にある高峰温泉。
温泉の質は良く趣きもあるのだが、湯船が狭く混雑して
いた。
平日にのんびりと訪れたら、もっと楽しめたと思う。

帰路の途中、スキー場のゲレンデはヤナギランがたくさん
咲いており、訪問者を和ませていた。

今回の水ノ塔・篭ノ塔ハイキング、天気もまずまずで眺望も
よく、快適な山行であった。



水ノ塔登山道より高峰高原を振返る ↑



縦走路より東篭ノ塔を望む ↑



東篭ノ塔より烏帽子岳(左奥)と湯の丸山(中央) ↑



ゲレンデより水ノ塔、篭ノ塔を振返る ↑



上信/水ノ塔・篭ノ塔ハイキング(2008/08/15)/フォトアルバム

クリック → 

[ゆけむり山楽会 HP]に戻る