★★★  アマ本因坊戦 群馬大会  ★★★

 ●日時:平成17年6月19日(日)、26日(日)
 ●場所:群馬県生涯学習センター
 ●主催:毎日新聞社主催、日本棋院県支部連合会後援、佐川急便協賛
 ●参加者:61名

◎決勝トーナメント(6/26)

  *** 県代表に安田洋一さん/30年ぶり6回目V ***

 囲碁のアマチュア日本一を決める「佐川急便杯第51回全日本アマチュア本因坊決定戦」の
予選を兼ねた「アマチュア本因坊県大会」(毎日新聞前橋支局主催、日本棋院県支部連合会
後援、佐川急便協賛)の決勝トーナメントが26日、前橋市文京町の県生涯学習センターで行
われた。決勝で安田洋一さん(69)=前橋市川原町=が見城弘殷さん(65)=沼田市材木町
=との接戦を制し、30年ぶり6回目の優勝を果たした。安田さんは8月26日から3日間、日本
棋院会館(東京・市ケ谷)で開催される全国大会に県代表として出場する。

 安田さんは約20年間、碁を打たなかった時期があったが、ブランクを感じさせない打ち回し
で連勝した。決勝の序盤は安田さんが攻勢。中盤で巻き返されたが、見城さんの布石のミス
に乗じて逆転、小差で勝利を収めた。「指運が良かった」と笑顔で振り返った。

 安田さんは「全国大会でも気負わず、普段通り打つだけ」と気を引き締めた。

◎ベスト8選抜戦(6/19)

 予選は、抽選で7〜8人ずつ8ブロックに分かれて実施。この日は大会最多となる3人の
小学生が老練なベテラン棋士相手に交じって参加。なかでも、最年少で「おそらく県大会初の
小学生女児」(高山博厚・日本棋院県支部連合会長)の木部夏生ちゃん(9)=太田市立沢野
小4年=の対局に注目が集まった。

 1、2回戦はベテラン相手に見事な中押し勝ち。決勝トーナメント進出をかけた3回戦で、
大会常連の辻井一郎さん(39)に中押しで敗退した。夏生ちゃんは「負けて悔しいけれど
楽しかった。来年は日本棋院生となって頑張ります」と笑顔だった。また、2度目の出場で
昨年は初戦負けだった中学生棋士の笹口桂佑君(12)は、3回戦で昨年優勝の石井成幸
さんと対戦。トーナメント進出を目前に惜しくも中押し負けした。

◆ベスト8
石井成幸(太田)、見城弘殷(沼田)、辻井一郎(高崎)、小暮 智(太田)
金田行正(前橋)、藤崎 顕(高崎)、安田洋一(前橋)、長谷川義則(高崎)


                     −−− 「 毎日新聞」より抜粋 −−−


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●アマ本因坊 決定戦

準々決勝 〜 決勝 トーナメント



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●ベスト8決定戦(1回戦〜3回戦



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