2004/12/27 更新
上海 Report−12月 2004年12月26日 23:37 皆さん、今年も残すところ数日(本日26日ですので後4日)となりました。 昨日25日上海のデパートを廻ってきましたが、大変な人です。 「中国ではあまりクリスマスの動きはない」とは大違い? しかし、秘書の呉さんや運転手さんなどに聞いてみても、家族の贈り物など はしないとか・・・。 「小さいときに朝、目を覚ますと靴下の中に贈り物が入っていた」、といっ ても反応ない状態です。 しかし、デパートやホテルやレストラン(中華系)の女性はサンタの帽子を 被ったり、全身サンタスタイルの方もいますし、入り口のガラスや門のところ にはサンタやツリーの絵が書かれていたりします。 (日本より派手な感じがします。) また、わがアパートでは”メリークリスマス”と声をかけられたり、部屋に 大きな靴下に入った"チョコレートとクッキー”が置かれていたりします。 なんとなく日本以上に商売、商売、売上を上げるためにクリスマスムードを 作りあげているようです。これに乗っているのは若い人、特に独身男性にとっ てこの日は大変で、食事に彼女を連れてゆかなければならないし、レストラン も特別な食事(当然高い)を準備し”てぐすね’を引いているようです。 また、彼女には贈り物をすることも必要そうです。 小生は、これらの喧騒を横目に見ながら、初めて上海から”夜行寝台列車” で北京にやってきました。 なんせ、中国で列車にのるのも初めて、まして夜行寝台。「緊張、緊張!」 まず、上海駅に早めと考え6時10分くらいに到着、7時出発だから十分と考え。 駅に入ってゆくと、小生の乗る列車番号Z14の軟座待合室と書いてある。駅員 に切符を見せて、「ここでいいのか?」と尋ねても、顎をしゃくるだけ。 全く態度悪い。 しかし、最近人間ができているから怒らず。そこに入ってゆく。晩飯は食堂 車で食べるのがいいと聞いていたので心配もせず、一応クッキーとお茶を待合 室の売店で買った。(70元) すぐに入場が開始したのでついてゆく。部屋の構成は4人が1つ部屋、上下 2段ベッドであい向かい。でこれは高級(軟座といいます)な方です。エコノ ミー(硬座)がどんなんかと見に行きましたが残念ながらこの列車は軟座だけ でした。 ベッドの幅は80cmくらいと狭く、硬い、落下防止柵はなく、ベッドから 落っこちそう。上にかける布団や枕は問題ないが、思っていたより寝心地悪 そう。 同室者の方は?ラッキーにも向かいは上海でセーターやコートを売っている 経営者夫婦で亭主の方は日本に1.5年いたことがありほど日本語をしゃべれる。 いろいろ話をしすっかり友達になって、リラックス。 まもなく出発すると、弁当が支給され、4人で座って食べる。飛行機のなか で出るより少しましな程度であるが、ありがたくいただく。 従って食堂車にはゆかず、そのままいろんな話をして寝てしまった。 といってもとなりの親父のいびきを聞いていたくらいだから、うとうとしなが ら朝になってしまった。 期待と緊張のスタートであったが、スムーズと少しの落胆で北京に到着。 因みに費用は499元、飛行機の場合は正規で1000元、ディスカウントで700元 くらいです。 また、とうとう北京で”碁石”を買ったよ。3800元のものを1000元に値切っ て。すこし、囲碁も始めなくっちゃ。と思っています。 皆さんにとって、2005年が希望に満ちた、楽しい年でありますように! /小倉 |
上海Report−11月 2004年12月12日 22:41 皆さん、こんにちは。 寒くなりましたね。 上海の気候は東京より少し暖かい程度で、あまり変わりません。 しかし、北京に行くと ぐっと寒くなり、最低温度はマイナスになります。 また 、風邪をひかないようにと随分厚着をしている人が多くなりました。 これは一説によると、昔は病院の衛生管理が良くなく病院に行きたくないからとのこと。 費用は?ですが私はまだこの8ケ月、病院に行くこともなく寝込んだこともないのでわ かりません。 一般的に外国人に対する費用は高いので医療費もキットべらぼうだろうと。 「病院について」、なんて書かなくても済むように健康管理、注意しなくっちゃ。 今日は飛行機事情について紹介します。 この8ケ月の間に飛行機に乗る機会が随分多く、日本往復8回、北京4回、香港2回、 台湾、桂林、ウルムチ、大連、西安、福州など合計で40回を超えていることになって います。時間については先人から「中国の飛行機は遅れる」と聞いていたのですが正直、 結構正確です。 今まで1時間以上遅れたのは今回を含め3回目。日本と大きく違うことは遅れても謝る ことがないことと、途中でなんの情報も入らないことです。 先週はそれがひどかった。午後1時発の北京行きということで飛行場についたのはほぼ 12時(事務所をでたのは11時すぎ)。北京空港は霧が出ており、北京空港発は大幅に 遅れていると聞いていたので、出発前に問い合わせてもらったところ「MU5111」は予定通 りとのこと。「LUCKY!」 チェックインする時に、下手な中国語で”アンシ-チュ-ファー マ?”(定刻出発です か?)と聞いたら。無視された。もう一度聞こうか思ったが出発前の確認もあり、自信な く聞けず。待合室(大広間)に着くと、前の飛行機が遅れているらしく非常に混雑してい る。 立ったまま弁当を食べている人もいる。この男の食べ方がなんとなく汚らしい食べ方だ。 まあ、他人の食べ方などはどうでもいいのだが・・・。 ”I am a lucky man”を信じて出発カウンターに行くと、「MU5111」の表示はまだな い。カウンターのお姉さんの周りには前の便の状況を聞く人で一杯で、とても小生の入り 込む余地はない。マア少し遅れるかもしれないと座っていると、しばらくして前の便が出 発することになり、1時間くらい遅れるのかな、と不安になった。 ところがこれが甘かった。なんと表示が15:55出発予定とでた。3時間遅れ、長期戦だ。 「飯!、飯!」、少し歩いたところのレストラン・カウンターでカレーを食べる。味は甘 めで日本人には決して美味しいとはいえないが、文句を言わずに食べる。また水のサービ スはない、そこは8ケ月のキャリアでミネラルウオーターを買うのであります。 また、カウンター近くに座って本を読みながら「待つ、待つ、待つ」眠くなってきたが 何時出発するのか、突然の変更もありそうなので眠るわけには行かない。 4時を少し廻ったころ何の案内もないが、突然カウンターのお姉さんとまわりの人が急 に移動し始めた。「なんだ!なんだ!」とついてゆく、前の人の持っているチケットをみ ると「MU5111」と書いてあるので安心して。 この時も中国語での放送案内はあるが、英語(もちろん日本語はない)の放送もない。 欧米から来たらしいおばさんがすごく怒っている。 そんな中、バスで飛行機に乗るらしく、切符の半分をもぎ取られバスに乗り込む。切符を もぎ取られるということは安心の証でもある。 ところがこれも甘かった。バスが横着けした飛行機A300に乗せてくれないのだ。タラッ プの入り口に警備員がいて乗せない。暇だから飛行機の下に入っていったり、タイヤをチ ョット蹴飛ばしてみたり、警備員が怒るが何を言っているのか、わからないので無視。し かもエンジン音がうるさい。 この状態で約1時間、勿論立ったままで説明は一切ない。どういうわけかバスが来て皆 乗り込む。分けがわからないが付いてゆく。飛行機の整備が遅れるからかな?と思いつつ。 ところが信じられないことに10分くらいグルグル廻ったあと、もと居た飛行機のそばで 下ろされた。 時間は5時半、段々寒くなってくるし・・・。また「待つ、待つ、待つ」。 ふと思ったのは、”おしっこ”しておいてよかった。歩いて飛行場へ行くのは結構遠い。 怒りたいが怒る相手もいないし、しかたなく事務所の呉さん(秘書さん)に電話でやつ 当たり。ゴメン。 6時半過ぎやっと飛行機に乗り込み始めた。 ところがこれも甘かった。今度はやっと 機内案内で北京飛行場が霧で発着できず、出発時間未定とのこと。 中国人で怒って帰る人もでてきた。この飛行機は絶対キャンセルになるといっているよ うだ。 7時半ころになってお弁当がでた、いつものあまり美味しくなくチョットしか食べ ない機内食だが、 今回はしっかり食べた。何時出発するかわからないのだから。 やっと9時半出発、無事北京に11時半ころ到着。 「いや〜、お疲れさんでした」。 この間、いろいろな方に電話をいただいたり、かけたり、お世話になりました。 「中国語の勉強もっとしなきゃ」でした。 /小倉 |
上海 Report−10月 2004年10月31日 0:11 先週の「中越大地震」本当に大変なことと推察します。高崎はほとんど被害ないよう に聞いていますが、新潟にご親戚の居られる方は大変ご心配な状況とお察しします。 一日も早く平穏な生活に戻られることを祈念しております。 上海は10月に入って青い空が見えるようになり、暑くもなく寒くもない快適な季節 であります。 さて小生も上海に来て丁度半年も経ってしまいました。改めてこの半年で訪問(出張 や旅行)したところを揚げると北京、大連、西安、ウルムチ、カシュガル、香港、桂林、 広州、シンセン、アモイ、青島、杭州、蘇州とだいぶ廻っていますね。 先日西安に行った時、夜食事を終わって屋台をぶらついていた時「干し柿」を見つけ て買いました。2ケで1元。2元札をだして1元札をお釣りとしてもらいました。この 時小さな子供とお母さんが「このお金をください」とすがり付いてきました。つまり物 乞いです。 上海でもこのような人が多く、友達からあまりあげないでくださいと言われているの で、ここでも普段通りあげませんでした。たったの1元(13円)をケチったのです。 この柿は歩きながら食べ大変美味しかったんですが、その晩は寝付きが悪かったので す。自分の料簡の狭さに自己嫌悪。これからの行動に注意しようと思っています。 その為ではないのでしょうが、その晩から翌日午前中、下痢気味でした。 ◇ ◇ ◇ 旅行記は別途として、上海の道路事情と交通事故について本日は簡単に。 上海の交通事情は決してよくありません。北京よりまだいいのですが・・・。 通勤・退勤の時間帯になると自転車、歩く人、車が交通ルールを半分無視して道路を縦 横無尽に往来するから、大変です。 普段から歩道は「自転車や洗濯の干し物のしずくや商売物」で占められているので、 なかなか歩道をあるくことはままなりません。 そこで「歩く人」は車道にでてくるんです。私もそうですが。 「自転車」はそれを避けるように車道へ。「自動車」はそれを避けるためにさらに中央 部へ、となります。 もともと車の量が増えてきており、道路はいつも混雑いるのですから、通勤時間帯は 大変です。 いつも車で通勤しているのですが、わが運転手は10年無事故優良運転手として表彰 された腕自慢の方で、狭いところもなんのその、でスイスイです。 車の中にいると、車中心に考え「なんでこのおばさん車道にでてくるんだ、危ないじゃ ないか。この自転車は交通ルールも知らないのか、どうしようもないな、これぞ中国」 なんて。 しかし、とうとう他の車と接触事故をやってしまったのです。朝、頑張り過ぎたので。 彼は最初は冷静でしたが、だんだんボルテージがあがってきて上海語でまくし立てはじ めました。これでは相当時間がかかるな思ってタクシーで行こうと車から降りようとし たら、彼も冷静になって「トイプチ、トイプチ」と。 このままタクシーで行ってもと思い、記念に写真をとっていましたところ、周りは黒 山の人だかり。関係ないと思われる人も口から泡を飛ばしてしゃべっている。すぐに公 安(警察)がきたので、タクシーを拾って会社に行った次第です。修理代は保険からで るので、全く心配ないとこと。 翌日からまた前日と同じように、自転車と自動車の間をスイスイと通勤しています。 /小倉 |
上海Report−9月 2004年9月29日 16:11 めっきり涼しくなりましたね、上海の気温はほぼ東京と同じで半そでではチョット涼しい、 長袖ではすこし暑いかな、ってところです。 日本では相撲やプロ野球といったスポーツでも季節を感じることができますが、上海では そのようなスポーツでの季節感はないような気がします。 それとは別に今季節を感じるのは”月餅(ゲッペイ)”であります。これは仲秋節といって 旧暦8月15日のお祝いの時に食べるお菓子です。昔は一種の収穫祭といったものから始 まった (小生の推測です)と思いますが。街中ではいたるところで売っています。 綺麗な箱にいれて日頃お世話になった方々にこれを贈ることも習慣の一つです。有名レ ストランのものや、デパート、などいたるところで売られており、値段も千差万別です。 先日ちょっと良い中華料理店で”フカヒレ入り”月餅を食べましたが1ケ約100元(1300円) ですから非常に高い、その分味もなかなか良いものです。1ケを6人で分けて食べて丁度よい くらいの大きさです。 味は基本的に甘い、中に卵の黄身が入っているもんが多い様です。もちろんデパートなどで 売っている物は5元ー200元くらいのものが主流で、贈り物にするのは綺麗な箱にいれ体裁を 良くしているようなものが中心です。 我が家にも買って帰りましたが、評判は今一で、きっとしばらく冷蔵庫で寝ていてそのまま捨 てられるのかと思うと心苦しいです、 マアしかたないか、、沢山食べて糖尿病になるよりいいか・・・なんて。 今週は味です。 上で述べたような甘いものでも、日本で美味しいといったものと少し甘さ(味)がちがいます。 アイスクリームなんかも少し違うのです。言い表すのが難しいのですが少し違うんですよ。マア 食べてみてください。 もっと違うのは辛さです。 中華料理は皆さんご存知 辛い、甘い、しょっぱい、酸っぱいなどと言われますが、”四川の辛さ” は格別なものがあります。じつはこの四川よりもっと辛いのが”湖南料理”です。 この辛さは日本の”からし””わさび”の辛さとは全く違ったスパイシーな辛さで、中途半端ではな いです。 上海の四川料理チェーン店での味は甘いのが好きな上海人に合わせているので大したことは無い のですが地元の人用の味は、手に負えないものがあります。 先日北京で政府の方と白酒(アルコー ル度50-60度)とヨーグルトとこの湖南料理のパーティー に呼ばれたのですが、(この幹部は湖南 出身の方なんです。)白酒はキツイし、料理でごまかそう にも辛いし、良かったのはヨーグルトだけ、 彼はしきりにお酒や料理を勧めてくれるのですが、あり がたいことなんですよ、本当は。 来月はこの四川に行って本物の四川料理の辛さを実感してこようと思っています。 ちなみに小生高崎で四川のお店に入ったこと無いのですが、辛いですか? 辛いものがお好きな方、是非「湖南料理」に挑戦してみてください。 /小倉 |
上海 Report−8月 2004年8月26日 10:48 8月も半ばを過ぎましたが、イヤーまだ暑いですね。 囲碁はまだ始めていないんですよ。日本から本を取り寄せて読み始めましたが・・・。 先週、少数民族の人が作った 『刺繍』 を買ってきて、それを額に入れようとしたら その額屋さんがカスタムで作ってくれるんです。しかも1時間で50元(600〜700円) でです。さすが中国ですよね。嬉しくなってきますね。 問題はその仕様打ち合わせです。電子辞典を使いながら、必死。 ところが相手のおばさんはアイスクリームを食べながらなんですよ。マアこれも中国、 これまたよし。 ここで腹をたてると毎日不愉快になります。最近人間ができてきたせいか腹はたち ません。 オリンピックだそうですね・・・ 女子ソフトボールはもうダメかと思ったらなんとか決勝リーグまで行きましたが・・・ 結果は別としてこのプレッシャーのもと非常に頑張ってくれたと思います。 ところが、なんとしたことか、小生のアパートでのTVでは日本の放送は国際放送NHK しか見られないんです。この国際放送というのは取り決めがあり海外で日本の放送局は オリンピック放送できないんだそうで一切見れません。 インタネットで結果の確認だけです。 中国チームのは見れるんですが、フェンシングや高飛び込み、卓球など我々からすると 全く興味ないものばかりです。しかも中国人の活躍するところだけで・・・。 日本の皆が頑張っていることをイメージしながらゆっくり寝るのもまたよし、なんて。 ところが殆どのアパートではBSがみれるのですよ、「昨日の女子マラソン、最後ハラハラ したがイヤ良かった」、なんてエレベータの中で聞こえてきます。しかし、これまた人間が できてきた成果で、平然と聞き流す。 でも見たいね、次は4年後ですもんね。 話題を変えて、先週末始めて地元で散髪にいったんです。 会社の近くにある散髪屋さんは、外からスリガラスで中がよく見えないんですが、 若い女性が数人いるんですよ。一度入って見たかったんですが勇気が無く、結局外から 見ると綺麗な店にいきました。 最初にまず何をしてもらうかを決め、費用の確認をしないといけないんです。 洗髪だけやカットだけもありなんです。 聞きなれない言葉が飛び交う。周りのお兄さん方は興味深そうに見ているし。 わからないと首をすくめてメモに書いてもらう。 でもってめでたく終了、問題なし。普通中国では洗髪+頭マッサージ+カットで30元 くらいだそうですが よさそうな店にいったので78元(約1000円)でした。 日本で散髪時は居眠りをしたり、リラックスタイムですがこちらでは緊張タイムです。 勇気のある方上海に来て散髪しませんか? では、また。 RCC 小倉 |
上海Report−7月 2004年7月30日 10:12 いや暑いですね。日本も今年の夏は非常に暑いそうですが、こちらも負けて いませんよ。それに上海の暑さは群馬に比べると重いんですね。朝8時ころ家 を出るんですがもうすでに重暑いんです。 でも元気にゴルフをやったりしています、もちろん休みの日ですよ。 こちらのゴルフはスルー方式で18ホール一気に廻ります、途中で休みなんて ありません。 朝6時半ころからスタートし午前中にあがるか、午後からスタートするかのどち らかになります。その後食事をするんですが、ゴルフ場の食事は日本と同じで味 は良いのですが高い。そこで、ゴルフ場から少し外れたところで食べるようにして います。これがすごく安いんです。 先日第一回RCC杯をやったのですが、出席者19名、ビールをみんなでしっかり 飲んで合計費用はなんと723元(一元=13円)即ち1万円程度なんです。一人あ たり500円。 これではお金が貯まるはずなんですがね。一度ポケットに穴が開いていないか 確かめる必要ありそうです。 ゴルフについてですが、スタート前からペットボトルを2本買い込みスタートです。 喉が渇いてから飲むより初めから飲むことが熱中症を防ぐには大切だそうで、最初 から飲みはじめます。途中に売店が1軒程度ありますがビールなどは禁物です。 (でも売っているところもありますが・・・) また、カートなどの乗り物はなく、ひたすら歩く。 しかし、大抵は途中で”何でこんな苦しい思いをしてまでゴルフをやるんだろう”と 言う思いが頭をかすめます。 暑さで頭がボーとしてきますが、ここで弱気になるとスコアはがたがた、大幅支払 いとなります。まさに体力と精神力の勝負です、その上キャディーは、日本語はまっ たくダメ、単にゴルフバッグを運んでくれるだけ。冗談言ってもしらけるだけ。 右に打っても左に曲げても自分で解決しなくっちゃならないんです。精神鍛錬に なります。 従って、暑いこの時期のゴルフは精神鍛錬、体力鍛錬には最適なスポーツです。 皆さんで精神力の弱い人、体力増強を考えている人には是非真夏のゴルフをお勧 めします。因みにゴルフ代金は大体1万円程度です。心と体の鍛錬と思えば安いかな。 こちら上海に来て早いもので4ケ月が経ちました。まだ囲碁はやっていません。 北京で碁石を売っているところを教えてもらったので、8月中にいってこようと思って います。 そろそろやらんとね。 今回は”味”、日本人と中国人の味覚について書こうかと思ったのですが、ゴルフの 話になってしまいました。 ではまた、暑いので体にはご自愛ください。 /小倉 |
2004年7月30日 11:56 小倉さん 暑さの中のゴルフご苦労様。 精神鍛錬をされている小倉さんの姿が目に浮かびます。 新会社設立行事での中国語でのご挨拶、大好評とのこと。 経営会議や幹部のお話から伝わってきました。 次は、囲碁界でのご活躍のお噂を期待しております。 すっかり高崎囲碁部に溶け込ませて頂いている”吉田 功” でーす。 |
上海Report−6月 2004年7月3日 12:29 みなさん お元気ですか? 上海の天気は6月20日過ぎから梅雨に入り、雨が多くなっています。 中国語でも”入梅”(ルーメイ)といいます。なぜ”梅”なんですかね? 温度の感覚は高崎より低いですね。日本の方が暑い。蒸し暑いのは同じ ですが。 29日新会社の記者会見を行い、7月1日から瑞薩半導体管理(中国)公司 となりました。中国では会社の仕事内容と機能を会社名に入れる必要がある ので、このようになりました。 本日は、物価について書いてみます。 中国の物価はどれが本当なのか良くわからない事が多いです。 先月書きましたが、会社の地下食堂の昼食は6元、アパートの隣のホテルの 朝食は184元ですから。 先日、日本から某社の社長さんがお見えになり皆で夕食に出かけました、全員 で8名。事務所の近くの比較的安い中華レストランです。 ビール8本、ショウコウ酒2本といろいろなものを食べて、さて会計です。 そこで、how much?もし正解の+/-30%以内なら私が、範囲外なら社長が 支払うことに。 中華の値段は幅が広く殆ど当たらない、したがってこの話に乗った 時点で殆ど 私の勝ちなんです、まあ安いからいいかなと思って。 最初に3000元、いや小倉が言い出すからにはもっと安いはず2000元。 Finalcallです。 実は620元、ごちそうさま! 近くにある安物売り街では、表示が全くなくお客の顔を見ながら”値段”を付けて きます。 日本人だと実に高い、言われた金額の10%〜20%くらいから交渉開始。 当然、敵は20%くらい下げてき、これでどうだ!と。 こちらも譲らない、ではいらないといって立ち去ろうとすると、いくらだったら買うか? と言ってくる。 これを2〜3回繰り返し、半額前後でもう一押し、 この交渉が実に面白い。 ずいぶん安くなったと思って満足しても、やっぱり相手は儲かっているんでしょう ね。 本日はこのくらいで。 /小倉 |
上海Report−5月 2004年5月24日 0:05 皆さん 小倉です。 少し長くなりましたが、暇があればよんでください。 中国にきて早くも2ケ月がすぎようとしています。5月連休、中国でも「労働祭」 として1日から7日まで休み、しかし8,9の土、日は銀行も含めて皆出勤なん です。 この期間の場所はどこも”人、人、人”、さすが13億人もいるだけのことはある。 しかも、この国の方々は他人に譲るという文化がないように見える。しっかり並ん でいてもすぐ横から入ってきて平然としており、その友達がまた入ってきたりする。 飛行場のカウンターで受付嬢と話をしていても入ってくる。 従って、並んでいる場合はついつい前の人との距離を近くするしかない、 日本でこの距離まで近ずくとチョット嫌がられるだろうと思いますね。 注意しなくっちゃ! 本日は昼飯の話を書きます。 会社のビルの地下の食堂のお昼、金属のお盆に直接ご飯、とおかず2〜 3種類とスープで6元もしくは10元。会社の前の”藍屋”で日本食を食べ ると40−50元と結構高い、まだ一回しかいったことがないが味は結構よい。 日本人の多くの方はここと、後2〜3ケ所の日系食堂で食べている方が多い。 小生は数少ない会社の食堂で食べる日本人の一人。だって安いし、味もま あまあ。中国人の文化もなんとなく理解できそうだし。 問題は自分の食べたい物を注文できるかどうかである、なぜなら選択肢が2〜 3種あるものに対し、中国語で選ばなければならない。まず食堂の入り口の黒板 に本日の定食が書かれているが、当然中国語。小生に理解できるのは魚か肉か 野菜かくらいだが、間違えてもなんとかなると、勇気をもってみんなの後に並ぶ。 中国人はこの黒板の字を見て一瞬の間にほぼ何であるか理解できるらしい。 小生はじっと5分くらい見ていてもよくわらん。並んでいて自分の番になると結局 ”前の人のお盆”を指差し”イーヤン(同じの意味)”というしかない。前の人がトッ ピングでバナナなど付けていると、おばさんは”お前も付けるのか?と聞いてくる (ように思う)。当然首を立てに振るのですが。 何年たったら自分で好きなものを頼めるのかな? もう一つの昼飯は近くの中国料理屋で食べればいい。中華料理を4〜5人で 4〜5品頼んで食べても、勿論おなか一杯になる、これで約80〜100元、一人 当り20〜25元と日本食よりかなり安いし、中国人らしさも満喫できる。また 味もすこぶる良い、さすが中国本場の中華料理である。 ここでも頭を悩ますのは注文である。この4−5品を選んで1品1品注文しなきゃな らない。 日本人の文化はすごいと思うのは、”かつどん”と言えばいいが、中華料理の 注文は面倒である、これは食に対する考え方の違いに起因するのであるが。 これと違うがウエイトレスの態度も悪い、だいたい我々を客と思っていない態度、 もともと中国にはサービスの概念がなかったからしかたないのかもしればいが、 時々怒りたくなる。 でも”平常心、平常心、ここは中国”と言い聞かせて、だんだん人間大きくなるね。 それではまた。 |
Re: Fw: 状況報告 2004年5月24日 22:51 小倉さん、加藤さん: (MX製技)逸見です。 上記、楽しく読まさせていただきました。 あまりに面白かったので、日本ビルの数人にも読ませてあげました。 定期購読の依頼も来ております。(笑) また次回の報告も心よりお待ち申し上げております。 お仕事や異文化吸収もなかなか大変かと思いますが、異国の地でのご活躍を 祈念しております。 合宿等、お時間が許しましたらぜひご参加ください。 考えてみれば小倉さんともしばらく対局してませんね、もう1〜2年対局がないん じゃないでしょうか? また近いうちにお手合わせできることを楽しみにしています。 (MX製技)/逸見 |
Re: Fw: 状況報告 2004年5月26日 10:47 逸見さん TKS. 上海での生活立ち上げ他でドタバタしており、囲碁に入ってゆく状況にないの ですが、そろそろ特訓しないと皆さんに宣言した2−3子強くなるの公約が果 たせないで すね。 考えなきゃ! /小倉 |
上海Report−4月 2004年4月28日 13:28 囲碁部各位 ご無沙汰しております。 現在日本ビルからこのMAIL発信しております。 さて中国に行って早1ケ月が経ちました。生活面でやっと 立ち上がってきたと ころで、囲碁についてはいろいろ聞いてはいる のですがあまり情報ありませんし、 全然打っておりません。 先日中国のデパートで碁石を売っているのを見かけました。小生 碁盤は持って いっているのですが、碁石は中国であるのだろうと 考えもっていっていませんでし たので早速買おうかと思って値段を聞いたところ なんと”2800元”日本円で約 4万円。現地の人の物価からすると すごく高いものです。でもすごくよさそうで、色 は深い緑(翡翠かも)の黒石と 真っ白ではなく乳白色の白石。 しかし”ごけ”から黒石はあふれて置いているのです、筒が小さいのか 石が多い のかわかりませんが、これ全部入る”箱”あるのか?と聞いても 通じませんで、つま り店員の態度がすごく悪いのです、他でも売っているだろう と、買いませんでした。 この連休中デパートにでも行ってさがしてみようと思っています。 /小倉 |
2004年4月28日 21:23 小倉さん 碁石の件、もっと安くて、ガラスのが50元くらいで売ってます。 小生も記念に買ってきましたが、別のデパート歩いてみてください。 碁石のセットはスポーツ用具で取り扱ってます。 藤野 |